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入院から病名確定まで①

好酸球性多発血管炎性肉芽種症闘病記 その5

痛みの原因が不明につきとりあえず女性専用病棟の
産婦人科病棟のベットで過ごすこととなった
今出来る事は痛みのコントロールのみ
4時間に一度ナースコールで助けを求める
4人部屋には他の患者さんもいる訳で
家にいた時の様に 痛みよーとかウゥーとか
声が出せない(家ではうなることで気を紛らわせていた)

可能な限り声を我慢し鼻から吸って口から吐く
今思えばシステマ呼吸法
そんな時、今ひとつ効きの悪い痛み止めに救世主現る
麻薬系痛み止め!
薬の名前は忘れてしまったが、1日に2回だけ使える
この救世主 凄い効くんです
麻薬とはこう言うことか!一回で完全に虜になった
ドラッグの恐ろしさを体感するのであった
「ダメ!絶対」ですよ

点滴入れて30秒位でスーっと痛みが引いて行く感じが
なんとも気持ちがいい
そしてそのまま痛みに縮んで固まった身体の力が
フニャフニャになり、あっという間に眠らされる

やっと訪れた1週間ぶりの痛みからの解放

痛み止めと共に栄養系点滴も追加され
車椅子に乗せられあらゆる診療科巡りが始まり
身体の隅々まで精密検査が続いた

45キロあった体重はたった1週間で
39キロまで減っていた

入院から2、3日経った頃
相変わらず出来る事は痛みに耐えるのみ
栄養点滴のおかげで少し体力も回復して
全粥から食事も始まった。

やっとここで気づく
おや?お箸持てないんだけど‥手に力が入らない
スプーンをぐーで握るのがやっと 何かしら?
もう一つ気になる事があった
時折り足が勝手にピクッと痙攣?する
思い返せば家で苦しんでいる時から
この足の違和感は既にあった 手の痺れもあった
だけど身体の痛みが強すぎて気にしてなかった
ムズムズ?言葉に表せない不快極まりない嫌な感覚
ポルターガイストみたいに突然足が飛び跳ねる
流石にキモっと思い動画を撮影して医師に見せると、
神経科の医師がやって来てアイスの棒をバキッと割ったような木の尖ったやつで顔やら手やら身体やら
ツンツン突く。この神経検査は今も外来でたまにされるけど めっちゃ苦手です

いよいよカードが揃ってきたようです
・ヘビー喘息持ち
・副鼻腔炎の手術経験あり(好酸球性副鼻腔炎の疑い)
・この手脚状況
・アニサキスではない確定w
・肺炎でもない AS病院さん誤診確定ですか
・依然異常に高い好酸球値

で、結局どこが悪いの?
私は何の病気なの?