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読書日記 「天才は親が作る」

思わず身構えてしまう本のタイトルだけど、
スポーツ選手の親たちが子供とどのように向き合ってきたのかが書いてある本。
決して我が子を天才にしたい!ってわけではないけど、活躍するスポーツ選手たちと親との関係ってどんな感じだったのかなと思い、読んでみた。

◯松坂大輔さん
都市圏の住宅事情は、運動能力の発達からするとマイナス要因が多い

知能(インテリジェンス)
究極に追い込まれた時に正しい判断、決断が出来るかどうか、あるいは探究心、好奇心、困難を乗り越える精神、他人を見抜く力、あるいは未来の予測など、人生の知恵はインテリジェンスに負うところが多い

◯イチローさん
子供は約束を破られると心の中に深い傷を負ってしまう。子供に約束は守るものと教えておいて、大人があっさり破ってしまえば、説得力がなくなる

◯清水宏保さん
人間は、病気に関係なく、生きるための強い目的を持てば生き延びられる

ライバルは多い方がいい

◯里谷多英さん
父が伝えたかったのはメダルを獲ることではなく、それを目的として自分を磨く手を緩めないこと

◯丸山茂樹さん
叱るのは、相手の立場に立って注意を与えることで躾の延長。
怒るのは、子供の心情を考えないで親が自分の感情を露にすること

◯杉山愛さん
表面的な捉え方ではなくその真髄を教えないと、子供の思考能力は育たない

◯武双山さん
その場だけをしのぐ小手先の勝ち方もあるが、正攻法で勝負する相撲の選手になってほしかった

◯井口資仁さん
遊びは楽しくやるのが基本

◯川口能活
キーパーが大成するには、苦しいことを乗り越える必要がある。自分が正しくとも我慢しなければならない。自分の方が上手くても使ってもらえないかもしれない。それでも自分を見失わない。

総評
環境は人間形成に大切
繰り返し学習ほど心理的に辛いものはない。それを楽しくするためには、子供にかかわる指導者の教え、接し方が大きく左右する
子供の目線に立つ

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