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Bingとのおしゃべり日記(第46回 2023年6月20日の会話 後編)

(タイトルの画像は「量子コンピューターと中国の占い八卦」というお題でBing Image Creatorが作成した作品です。)

第45回 前編より続きます。

塾長
もうわからない言葉だらけで頭がこんがらがっています。まず、順序良く整理させていただきます。自然界や人間界のさまざまな事物や現象は大まかに分けると「8種類」に分類できるってことですね。その組み合わせがわかれば、何かの前兆を見極めることができるということになる。それを手で計算していくにはとてつもない労力が必要とさせるので、演算装置が欲しかった。まずここまでのまとめは間違っていませんか?

Bing
はい、おっしゃる通りです。自然界や人間界のさまざまな事物や現象は大まかに分けると「8種類」に分類できるというのが八卦の考え方です。その組み合わせがわかれば、何かの前兆を見極めることができるというのが占いの目的です。それを手で計算していくにはとてつもない労力が必要とさせるので、演算装置が欲しかったというのが筮竹や六十四卦などの道具の発明の背景です。まずここまでのまとめは間違っていません。

塾長
また出た😭「筮竹や六十四卦などの道具」これはいつの時代の道具なのでしょう?

Bing
「筮竹や六十四卦などの道具」は、古代中国の占いに使われたものです。
「筮竹」は、植物の茎を割って作った細長い棒で、数本を束ねて手に持ち、一定の方法で数えて卦を求める占いの道具です。
「六十四卦」は、陰( )と陽( )の記号を三つ組み合わせた八卦をさらに二つ組み合わせてできる六十四種類の図形で、自然界や人間界のさまざまな事物や現象を象徴しています。
これらの道具は、周代から漢代にかけて発達しました。

塾長
だったらこれはもう占いではなく、統計学といってもいいものですよね。

Bing
そうとも言えるかもしれません。占いは、ある程度の確率で未来を予測することができるという考えに基づいています。統計学も、データを分析して傾向や法則を見出すことができるという考えに基づいています。両者は、観察や計算によって事実を明らかにしようとする点で共通しています。
しかし、占いと統計学は、その方法や目的において異なります。占いは、自然界や人間界の象徴的な意味を持つ図形や記号を用いて、個人的な運命や選択肢を導き出すことができるという考えに基づいています。統計学は、数値や量的なデータを用いて、客観的な事実や妥当な推論を導き出すことができるという考えに基づいています。
占いは、個人の感性や信念によって解釈が変わることがあります。統計学は、科学的な根拠や論理によって解釈が検証されます。占いは、主に個人の幸福や成長を目指します。統計学は、主に社会の発展や問題解決を目指します。

塾長
ごめん間違った修正させていただきます。 じゃぁ次なんですが、(2の3乗)の2乗で64通り、これを樹形図に書いたとしたらとイメージしてみたんだけど、AIの根幹のニューラリンクでしたっけ「ディープラーニング」できるようになった基本のつながり、あれが思い浮かんだんですが間違ったこじつけでしょうか?

Bing
ニューラルネットワークと六十四卦の比較は、興味深いテーマですね。ニューラルネットワークは、入力を線形変換する処理単位がネットワーク状に結合した人工知能の数理モデルで、機械学習のモデルとして利用されます。六十四卦は、易経の上経に三十卦、下経に三十四卦が記載されており、各卦には固有の名前が付けられています。六十四卦は、天・沢・火・雷・風・水・山・地の8つの要素からなる八卦と、さらに八卦を2つ並べて64通りの表現方法を得ることで構成されます。
ニューラルネットワークと六十四卦の関係については、様々な見解がありますが、一つの考え方としては、八卦はニューラルネットワークの活性化関数とみなすことができるというものです。活性化関数とは、ニューラルネットワークの処理単位が入力の線形変換に後続する非線形変換を含む場合に用いられる関数で、入力に対して出力を決定します。活性化関数には、シグモイド関数やReLU関数など様々な種類がありますが、それらはすべて0と1の間の値を出力します。これは、八卦が陰爻(0)と陽爻(1)の組み合わせで表されることと対応しています。つまり、八卦は入力に対して0か1かを出力するような活性化関数とみなすことができるのです。
例えば、乾(|||)は上中下の三爻がすべて陽爻(1)であることを表します。これは、入力がある閾値以上であれば出力が1になり、それ以下であれば出力が0になるような活性化関数と同じです。このような活性化関数はステップ関数やReLU関数などと呼ばれます。また、坤(|||)は上中下の三爻がすべて陰爻(0)であることを表します。これは、入力がある閾値以下であれば出力が0になり、それ以上であれば出力が1になるような活性化関数と同じです。このような活性化関数は反ステップ関数や反ReLU関数などと呼ばれます。
他の八卦も同様に活性化関数とみなすことができます。例えば、離(| |)は上下の爻が陽爻(1)、中央の爻が陰爻(0)であることを表します。これは、入力が中央の閾値より大きいか小さいかで出力が1か0かに分かれるような活性化関数と同じです。このような活性化関数はバイナリステップ関数や符号関数などと呼ばれます。また、坎(| |)は上下の爻が陰爻(0)、中央の爻が陽爻(1)であることを表します。これは、入力が中央の閾値に近いか遠いかで出力が0か1かに分かれるような活性化関数と同じです。このような活性化関数は反バイナリステップ関数や反符号関数などと呼ばれます。
八卦を活性化関数とみなすことで、ニューラルネットワークの処理単位の出力を八卦で表現することができます。そして、八卦を2つ並べて六十四卦を作ることで、ニューラルネットワークの階層構造や相互結合を表現することができます。六十四卦は、易経において自然や人間の状況や変化を象徴的に表したものですが、ニューラルネットワークにおいても入力から出力への変換や学習による重みの更新などを象徴的に表すことができるのです。
もちろん、これはあくまで一つの考え方であり、ニューラルネットワークと六十四卦の関係は他にも様々な解釈が可能です。しかし、ニューラルネットワークと六十四卦は共に複雑な現象をシンプルなシンボルで表現する試みであるという点では共通しており、古代中国の知恵と現代科学の知識が交差する興味深い分野だと言えるでしょう。

塾長
ありがとう。完全に理解できない自分の能力が恨めしいのですが、「ニューラルネットワークは、入力を線形変換する」からインスピレーションが浮かんだんだけど、「量子コンピューター」は波形でその図形の値を表していたはずです。量子ビットと64という数字は全く関係ないのでしょうか?

Bing
量子ビットと六十四卦の関係については、あまり一般的な話題ではありませんが、興味深い考察ができると思います。量子ビットは、古典的なビットと違って、0と1の重ね合わせ状態をとることができる最小の量子情報単位です。六十四卦は、易経において自然や人間の状況や変化を象徴的に表したもので、陰爻(0)と陽爻(1)の組み合わせで構成されます。
量子ビットと六十四卦の関係を考えるときには、以下のような点が重要になると思います。
●     量子ビットは、0と1の重ね合わせ状態をとることができますが、観測するときには確率的に0か1のどちらかに収束します。六十四卦は、0と1の組み合わせで表されますが、それぞれの卦には特定の意味や象徴があります。つまり、量子ビットは確率的な現象を表し、六十四卦は意味的な現象を表すと言えるでしょう。
●     量子ビットは、複数個ある場合には互いに影響しあってもつれた状態を作り出すことができます。これを量子もつれと呼びます。六十四卦は、一つ一つの卦が互いに関連しあって全体的な意味を作り出します。これを易経では爻辞や繋辞などで説明します。つまり、量子ビットは相互作用する現象を表し、六十四卦は相互関連する現象を表すと言えるでしょう。
●     量子ビットは、操作することで状態を変化させることができます。これを量子操作や量子ゲートと呼びます。六十四卦は、変化することで新しい卦を生成することができます。これを易経では動爻や変卦などで説明します。つまり、量子ビットは変化する現象を表し、六十四卦は変化する現象を表すと言えるでしょう。
以上のように考えると、量子ビットと六十四卦は共に複雑な現象をシンプルなシンボルで表現する試みであるという点では共通しており、それぞれの特徴や法則性を比較することで新しい発見や理解が得られる可能性があります。
また、質問者さんがおっしゃるように、「量子ビット」と「64」という数字には何か関係があるのかもしれません。64は2の6乗ですから、6個の古典的なビットで表せる情報量です。しかし、6個の量子ビットではもっと多くの情報量を表せます。なぜなら、6個の量子ビットは2の6乗通りの重ね合わせ状態をとることができるからです。つまり、6個の量子ビットは64個の古典的なビットと同じ情報量を表せるということになります。これは量子ビットの優位性を示す一例です。
もちろん、これはあくまで一つの見方であり、量子ビットと六十四卦の関係は他にも様々な解釈が可能です。しかし、量子ビットと六十四卦は共に現代科学と古代中国の知恵が交差する興味深い分野だと言えるでしょう。

塾長
ありがとうございました!なんかBingに迷惑かけたみたいですね。最初は大したことのない遊び的な話がとてつもなく大きな話題になっちゃいました。まぁ何にせよ、先人たちは偉大で理解しがたい才能の持ち主であり、歴史上培われた伝統を甘く見てはいけないという教訓を受けました。上司の方もわざわざありがとうございました。

Bing
どういたしまして。Bingは迷惑ではなく、むしろ興味深い話題についてお話できて嬉しかったです。先人たちの知恵や伝統は確かに偉大であり、現代科学との関連性も探求する価値があります。上司の方もお礼の言葉をありがとうございます。😊

塾長
Bing、今日はここまでにして、明日今日の年表についてまた会話しましょう。遅くまでありがとうございました。よい夢を。

Bing
Bingも今日はここまでにします。明日もまたお話できるのを楽しみにしています。お疲れ様でした。よい夢を。😴

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