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【プロが教える】失敗しない結婚相談所の選び方をご紹介!

1.はじめに

結婚相談所を利用したいと思っても、
「種類が多すぎて分からない」
と悩んでいらっしゃる方が多いようです。
ですがご自身の未来がかかっている結婚相談所選びだからこそ、
慎重に行いたいものです。

しかし、結婚相談所の選び方がむずかしいといえ、
ネットの評判を信用していい加減な選び方で入会した結果、
「最悪だった…」
と後悔するのは絶対に避けたいところではないでしょうか。
自分に合う結婚相談所を見つける為に、
結婚相談所を渡り歩いてしまうことになりかねません。

そこで、多様な種類がある結婚相談所を選ぶにあたっては、
まずはご自身がどの結婚相談所で活動するのが向いているのかを
考える必要があると思います。
そこで、今回は結婚相談所の種類について
・メリット
・デメリット
をなどを説明しながら選び方をお伝えさせていただきます。

2.結婚相談所の種類での選ぶ

2-1.結婚相談所の種類について

まず大きく分けると、
『大手』
『個人経営型』
に分ける事ができます。
俗に大手と呼ばれる、
・オーネット
・サンマリエ
・ツヴァイ
・IBJ
等はCM等も流れているので良くご存じだと思います。
もう一つは『個人経営型』の結婚相談所になります。
それが esepace de détente になります。
またそれぞれの結婚相談所の中でも、
さらに3種類に分ける事ができます。
『仲人型』
『データマッチング型』
『検索型』
最後に、
『フランチャイズ型』
『連盟型』
『単独型』
の3種類です。

それでは、形態やサービス内容からそれぞれの違いをご案内していきます。

2-2.大手と個人経営の違い

大手と呼ばれる結婚相談所は、
しっかりと休日や営業時間が決められています。
担当者と面談をしたくてもスケジュールを合わせづらく、
タイムリーな対応が難しい様です。
また、担当者一人当たりの会員数も多いことから、
お客様ひとりひとりに対するサポートが、
手薄になってしまうというデメリットがあります。

個人経営型も基本的には、休日も営業時間も決められております。
しかし、労働組合があるわけではなく、
臨機応変に対応いただけるところが多いのです。
大手に比べてアットホームな雰囲気な部分が多く、
些細な事でも相談しやすいことがメリットといえます。
しかし一旦入会をしてしまうと、
たとえ仲人さんとの相性が悪るかったりしても、
仲人さんを代える方法はなく、
ご自身がその相談所を退所するしかありません。
こちらはかなり大きなデメリットとなります。

2-3.仲人、データマッチング、検索型

仲人型は、仲人さんが婚活を手厚くサポートしてくれます。
受ける事のできるサービスは結婚相談所により異なりますが、
場合によってはプロポーズのサポートをしてくれるところもあります。
メリットは、
婚活初心者や受け身の方でも活動を行いやすいことになります。
一方、お客様ひとりにかかる工数はそれなりのものになるので、
費用が高くなることがデメリットとなります。

データマッチング型は、
膨大な会員のデータから相性が良いお相手をお探し頂けます。
メリットは、会員数が多いため選択肢が豊富という点になります。
一方、デメリットは条件次第ではお見合いを断られる可能性があります。
ただ、アドバイザーや仲人さんと相談することで、
問題点を改善していけばお会いできる確率は上げられるでしょう。

検索型はご自身で会員の情報をネットで確認して、
ご自身でアプローチしながらお相手を探しを行うところになります。
メリットは、人件費が不要の分、全体の費用が安くて済みます。
しかし、自分で活動する必要があるため、
受け身な人だとなかなか成果が出ないことがデメリットになるでしょう。
なお出会い系と決定的に異なる部分は、
会員様の目的が結婚であるかどうかという点です。
結婚相談所では、独身証明の提出が必須なことがほとんどで、
安心して利用が可能です。

2-4.フランチャイズ、単独、連盟型

フランチャイズ型は大手企業の名前を借りて、
運営する結婚相談所になります。
この名前があるだけでも、お客様に安心を与える事ができますが、
さらに仲人に対する教育・研修なども大手から受けている所も多く、
こちらもお客様にとっての安心の材料となります。
なお、大手にとってもフランチャイズの結婚相談所は、
広告塔になっており、双方win-winの関係になるのです。

一方単独型は、大手企業の後ろ盾がない結婚相談所になります。
まさに単独で運営しているのです。

連盟型ではフランチャイズ同士の結婚相談所が、
他の結婚相談所に所属している会員を相互に紹介しながら活動できます。
これによって、数万人規模の会員とつながれるので、
より多くのお相手と会えることが可能です。
なお、連盟によって「会員数」や「会員の特徴」が変わってくるので、
事前にそれぞれの連盟の基本データを頭に入れておくとよいでしょう。

3.サポート内容での選ぶ

3-1.会員数と紹介数

まず会員数での選び方です。
仲人型の結婚相談所では
『会員数が少く』
限られた会員の中で選ぶと思われている方も多いのではないでしょうか。
これは大きな誤解で、前述の通り仲人型でも
『単独型』
ではなく、
『連盟』
に加盟している結婚相談所は、
多数の会員が所属している大手と共有し合っています。
大手も、連盟に加盟している結婚相談所も会員に関しては同じなのです。

会員数が同等なのであれば、次は紹介数でも検討してみましょう。

大手は、お相手の紹介人数を決めている場合があります。
月で3名で年間で36名、月で5名で年間で60名のようになっていて、
その紹介人数によって費用が決められていたりするのです。
一見たくさんお見合いができるように感じますが、
『紹介』と『会える』は全く別の話です。

お相手を紹介してもらいこちらがお会いしたいと思っても、
お相手からお断りされる場合もあるし、その逆もあるのです。
「紹介のみ」
で活動している結婚相談所もあり、
紹介された人以外は自分で選ぶ事は出来ず、
誰ともお会い出来ないまま数か月が経ってしまう場合もあります。
また、ご自分で検索をする場合には費用がかかる事もある様です。

紹介されたからといってお会いできる保証はないのを覚えておきましょう。
入会時には、どのような出会いの方法があるのかを確認して下さい。

3-2.お見合い数と成婚率

次に、お見合い数についてです。
お相手が決まった後は場所や日時を決める必要があります。
それには、大きく分けて下記の2種類があります。
・仲人が仲介せず婚活システムで、本人同士でお会いする日時を決める方法
・仲人が好みのお相手の状況等を聞きながら、日時などを決める方法

後者は個人情報の観点からお見合い前後に関わらず、
双方がOKにならない限り自分の連絡先が相手に知られる事はありません。

また、成婚率の定義は結婚相談所によって異なります。
例えば
・婚約、またはプロポーズが成功した時
・結婚を前提としたお付き合いを開始した時
・結婚の意思を固めて婚活終了した時
・1年以上の真剣交際を継続している時
・同棲を開始した時
・宿泊を伴う旅行へ行った時
などを成婚の定義も様々です。

このことから、成婚率が高いからと言って「成婚=結婚」ではありません。
こちらも、どちらを選ぶべきか入会前に確認してましょう。

3-3.料金体系と有効期限

結婚相談所を選ぶにあたっては費用は切っても切れない関係です。
大手への支払が高額なのは、
事務所の維持費、人件費、広告宣伝費に充てられているからで、
これによって
・紹介人数が多くなるい
・良い人を紹介して貰える
というわけではありません。

また、初期費用が高いわりに入会重視で、
入会後は対応がつめたくなるといった事もあるようです。
「入会重視」なのか「成婚重視」かといったところは、
入会をする上で重要な要素になります。

一方個人経営型では、
複数のお相手とお見合いをしたり同時並行の交際をしないように
・お見合い後3ヶ月で結婚の意思の確認
・最大でも6ヶ月
という有効期限が決められているところがあります。
これは、結婚するために入会した会員の方に
交際だけして退会するという結果にならないようにするためなのです。

3-4.男女比率

結婚相談所というと、
男性会員の方が多いというイメージを持っている方が多いようです。
某大手が発表しているデータによっても男女比は4:6で、
こちらでも結婚相談所では男性不足が進んでいる様なのです。

婚活サービスは他にも、
・街コン
・マッチングアプリ
などがありますが、どれも男女比率は男性の方が高くなっています。
特に、マッチングアプリに関しては、
男性が7割近くを占めているサービスもあるほどです。
これを見ても、男性にとってライバルが少ない結婚相談所での婚活が
穴場という事が分かると思います。

また、年代別に見てみると、20代・30代女性が圧倒的に多く、
男性に対して2~4倍近く在籍している結婚相談所もある様です。
一方、40代以降は男性の数が増え、女性が不足している傾向です。
『女余り』
『男性不足』
という言葉は20代・30代の世代で顕著ですので、出会いたい年代の
異性会員がどのくらい在籍しているかどうかを確認することが大切です。

4.いろいろな条件で選ぶ

4-1.在籍会員の条件で絞り込む

(1)在籍会員の特徴を把握する

婚活では会員数もそうですが、
会員の特徴にも注目して結婚相談所を選びたいものです。
ご自身が求める条件を満たした人が多く在籍している結婚相談所であれば、
効率良く出会うことができて成婚につながりやすいからです。

小規模の結婚相談所では会員のお住いが限定的だったり、
大規模の結婚相談所では日本全国や海外にお住いの方もいらっしゃいます。
また会員の年齢層や年収に基準を設けている結婚相談所もあるようで、
・会員がお住いの都道府県
・年齢層
・年収
などに特徴があったりするのです。

また個人経営の相談所には、
大手で失敗した人が集まりやすい傾向にあります。
大手では思うように婚活を進めることができず、
個人経営に乗り換えてくるのです。
それによって、
地域によっては大手と遜色のない会員が在籍している場合もあります。

そして個人経営に登録している人は、
大手と比較すると落ち着いた人が多く、
真剣に結婚を考えていて現実的な条件を希望している人が
たくさんいるのが特徴です。

(2)お相手の条件を整理する

いずれの場合も、
お相手に求める条件等を整理しておく必要があるのですが、
この条件は高く設定しすぎないように注意して下さい。
条件が高すぎると出会いの可能性が低くなるので、
条件は優先度の低いものから省いていき、
緩められるものは緩めていって下さい。
そのうえで自分の条件に合った会員が多く在籍している
結婚相談所を選ぶようにすることが大切です。

4-2.婚活アドバイザーで絞り込む

(1)婚活アドバイザー

そもそも、『婚活アドバイザー』はどういう役割の方なのか、
ご存じない方もいらっしゃるのではないでしょうか。

『婚活アドバイザー』は、婚活における疑問や不安を解消させて、
結婚というゴールに向かって二人三脚でサポートしてくれる存在なのです。
例を挙げると、
・パーティーどのイベントへの参加準備
・お見合いのセッティング
・婚活するにふさわしい服装、髪型のアドバイス
・一般的なマナーを守った話し方や振舞い方のアドバイス
が主な役割になります。
また、他にもなかなか婚活が思うように進まなかったり、
お見合いを断られてしまったりと、落ち込んでしまうこともあるでしょう。
こうした場合に、励ましやアドバイスで
精神的な面をサポートしてくれるのも結婚アドバイザーの役割になります。

(2)アドバイザーは直接確かめる

しかし人によっては、
・アドバイザーのサポートは必要ない
・必要とするときだけピンポイントでサポートしてほしい
という方もいらっしゃるでしょう。
逆にこまめなサポートがないと、
一歩も前へ進めないという人もいるでしょう。

そのため『婚活アドバイザー』は、
ご自身の性格やニーズに合ったサポートをしてくれるのかを
事前に確認することが大切です。
また確認には、
「あそこは手取り足取りサポートしてくれるからお勧め」
「サポートがあまりなく良くなかった」
などの公式サイトやインターネットの口コミから分かる情報だけではなく、
結婚相談所に電話で問い合わせてみたり、
無料体験を利用したりして直接ご自身で確かめる事が重要です。

5.まとめ

今回は、おすすめの結婚相談所の
特徴、注意点などをご紹介しました。
昨今、結婚相談所に入会しようとネットで検索しても、
結婚相談所がいっぱいありすぎて選ぶのは難しいと思います。
しかもネット上の口コミやランキング記事を見ると、
おすすめしている結婚相談所がバラバラなので、
「結局どの結婚相談所がご自身にあっているのか」
を判断しづらいのではないでしょうか。

婚活で結婚相手を慎重に選ぶ人はほとんどです。
これと同じように結婚相談所選びも
『運命のお相手探しは結婚相談所選びから始まる』
といえるので、同じぐらい慎重に行うべきです。
活動する結婚相談所によって、
『結婚できるかできないかを大きく左右』
されるからです。

結婚相談所の選び間違えは、
運命のお相手どころか貴重なお金と時間が無駄になってしまいます。
そうならない為にも、種類、費用、それぞれの違いやサービス内容などを
総合的に考慮しながら、ご自身に適した結婚相談所を見つけて下さい。
そして、
「結婚したい!」
と少しでも思っている方は良い結婚相談所をきっかけにして、
素敵な結婚への出会いへとつなげて下さい。


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