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猫にホステス・・・バヅユニゾン

ホテルの地下駐車場。
アレさんの愛車レクサスが黒光りしている。
有り得ない。まやかし。
夢の始まりだ。

だって彼女の愛車は
世界一お手頃な
イエローの軽自動車で
① 動けば問題なし
② 見た目 no way
こういった観点から
③ 洗車は暴風雨任せ
間違いない
これは小生の初夢だ。

ゴツゴツした足音が
レクサスに近づいてくる。
ラバーソールを履くアレさんのそれだ。

車のロックを解除したその時
うしろから不意に肩をたたかれる。
女優の内田慈さんだった。
ほれみたことか、リアル持ち主とちゃいます?

彼女はアレさんにこう話しかけてきた
「あなたの車。
 ユニゾンが変よ。
 右は日本製だけど
 左は外国製ね。
 バランス取れてないわ。」

夢はここで途切れたが
見たままのストーリーを
アレさんに伝えたところ
ユニゾンという機能が何なのか
ヤホーで調べてくれたのだが
遠い親戚よりも無縁の
車とは全く関係ない言葉だった。

腹が減ってはなんとやら。
お互い考えることは止めにして
猫朝食の準備に取り掛かる。
「役に立てへんくて堪忍やで、
 ほな、朝の缶詰あけま、じょ?
 えっ?ナニ、なんこれ、ちょ!をっ!」

ネジ不足の弊害がここでやってきたのか
アレさんがバグり始めている。
小生は、ひょいひょいと
落ちた言葉をつなぎ合わせてみた。
要約すると以下の通り。

受信メールが全部noteからで
その数たるや100近くある。
なおかつ放置していた
インス企むの通知音が
突如として呼吸し始めた。

初夢は意味不明な暗示だったが
点々つけたらバヅ夢になったよ、テヘ。
という身も蓋もないお話。

ゆにぞにて ちょいちょい吉の 冬初音

著者 スコット山田

聴きたくなって 聴いたのさ



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