マッキーちゃん

マッキーちゃん

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047 小川の中で ver2

1 貴方の微笑みが、私の脳裏の小川を流れていく 貴方の微笑みが、私を流れに誘い込む 私の吐息が流れの中を浮き沈みする 私は思わず流れの中を、貴方を追いかけて浮き沈みする でも貴方には流れの中で追いつけない だって貴方の脳裏にはあの子が住んでいるから 2 貴方の温もりが、私の脳裏の小川を流れていく 貴方の温もりが、私を流れに誘い込む 私の指先が流れの中を浮き沈みする 私は思わず流れの中を、指先を貴方に向けて掻き分け浮き沈みする でも貴方には流れの中で触れられない だって貴

    • 046 脳裏の野原の小川

      画像 https://note.com/hananosu/ 1. 貴方の微笑み 私の脳裏の小川を流れていく 貴方の微笑みが 私を流れに誘い込む 私の吐息が 流れの中を浮き沈みする 私は思わず 流れの中を貴方を追いかけて浮き沈みする でも、貴方には流れの中で追いつけない だって、貴方の脳裏には、あの娘が住んでいるから 2. 貴女の泣き顔 私の脳裏の野原を歩いていく 貴女の涙が 私を野原に誘い込む 私の微笑みが 野原の中を見え隠れする 私は思わず 野原の中を貴女を追いかけて見

      • 045 貴方の腕の中で

        画像 https://note.com/hananosu/ 1 貴方の腕の中で私は動けないの 貴方の腕の優しい温もりに包まれて 私は眠りに思わず引き込まれてしまうの 今日も貴方は夢の中で私を包み込んでくれるの 夢の中で貴方は、私の震える白い手を貴方の逞しい暖かい手で包み込んでくれるの 思わず私は恥ずかしげにそっと握り返してみるの 2 貴方の微笑みの中で私は動けないの 貴方の笑窪の優しいお誘いに引き込まれて 私は貴方の腕の中に思わず引き込まれてしまうの 今日も貴方は逞しい胸

        • 0044 貴方との交わり

          (Copy right by マッキーちゃん)(画像 by Atelier hanami)https://note.com/hananosu/ 0044 貴方との交わり 1 貴方との偶然の交わり この無限の宇宙でのほんの一瞬 奇跡みたいな出逢い  この私の小さい胸の中に種火を燻らせたみたい どうしても どうしても 貴方の微笑み きらりと光る八重歯 私の脳裏に浮かんでしまうの この胸の中を掻き回すの 2 貴方との目線の交わり この無限の時間軸のほんの一瞬

        047 小川の中で ver2

          0043 いつか貴方も

          画像 https://note.com/hananosu/ 0043 いつか貴方も いつか貴方も 1 いつか貴方も私を置き去りにして 遠い所へ旅立って行くのね どうすればいいの 置き去りになってしまった私は 貴方のあの温かな足の温もり 今は感じられない 凍える私をスッと抱きしめてくれた貴方のあの胸の温もり 今は感じられない 貴方のあの少し煙草の仄かな香り 今は感じられない 思わず私は冷たくなった爪先で貴方の足先を弄ってみるの でも私の爪先は貴方の温もりを感

          0043 いつか貴方も

          037 異世界のあなたへ

          画像 https://note.com/hananosu/ 異世界のあなたへ 作詞 マッキーちゃん 1.  やっと、逢えたね、愛しい貴方に  良かった、貴方はいつもの笑顔のままで  何にも喋らないけど、痛いほど貴方の気持ちは分かるの…  やっと、貴方の傍に来れた私、すっと貴方の事を想って今まで過ごしてきたの  私を迎えに来た貴方は、あの眩しい太陽の中で輝く二十歳の貴方のまま  そっと、逞しい手を私に差し伸べてくれるの  私も、あの頃のように、二十歳の白い肌の

          037 異世界のあなたへ

          036 貴方の優しさが怖いから

          貴方の優しさが怖いから(画像:https://note.com/hananosu/) 1 貴方はいつも通りの笑顔で 私のバイト先の海の見えるカフェに 優しさ一杯のキラリと光る微笑みで ちょっとはにかみながら 潮の香りを運んで来る 貴方のその香りを私は真探るように 両手で掬い上げ 少しピンク色に染まった頬に当ててみる 何て暖かいの 貴方の香りは 2 貴方はいつも通りの微笑で 私のバイト先の海の見えるカフェに 端正な横顔と私へのキューピットの一矢を私の

          036 貴方の優しさが怖いから

          034-逢えたね

          やっと逢えたね(画像:https://note.com/hananosu/) 作詞 マッキーちゃん 1.  やっと、逢えたね、愛しい貴方に  良かった、貴方はいつもの笑顔のままで  何にも喋らないけど、痛いほど貴方の気持ちは分かるの…  やっと、貴方の傍に来れた私、すっと貴方の事を想って今まで過ごしてきたの  私を迎えに来た貴方は、あの眩しい太陽の中で輝く二十歳の貴方のまま  そっと、逞しい手を私に差し伸べてくれるの  私も、あの頃のように、二十歳の白い肌のま

          033-二見桜

          二見桜 作詞 マッキーちゃん 1.  今年も、北の大地で二見桜が満開になりました  今年の二見桜は、いつもと違ってライトピンクカラー  貴方のリップカラーに合わせるかのように、物憂げな薄ピンク色  二見桜の花弁が、少し頬に吹き付ける春の北風に揺れてお喋りを始める  今年も、北の大地に春の足音が聞こえてきました  でも、二見桜から零れ落ちる雫が、私の瞼を流れ落ちるよう…  今年も、北の大地で二見桜が満開になりました  今年の二見桜は、弱々しい掠れるような声

          032-インナーカラー

          (画像:https://note.com/hananosu/) インナーカラー 作詞 マッキーちゃん 1.  今日、初めて、美容院に行って、青色のインナーカラーをおねがいしたの  頬をピンク色に染めて、イケメンの美容師さんにお願いしたの  私が、思い焦がれる貴方に気付いてくれるよう、美容師さんにおまじないしたの  美容師さんは、大丈夫よ、きっと貴女に振り向いてくれるからと…  私の眩い黒髪が、まるで私の髪じゃないみたいに踊りだす  ちょっと待って、戸惑いながら、

          032-インナーカラー

          031-星の子粉雪に包まれて

          星の子粉雪に包まれて 作詞 マッキーちゃん 1.  貴方の生きた時代 黄金色に輝いていた時代  無垢な少年だったあなた、額に汗して泥で染まって、白球を瞳の中に閉じ込めて走っていたあなた  そんなあなたも、もう人生の終焉(おわり)が近づいているみたい  そんな貴方だけど、私は、現在(いま)の貴方を愛してる  あの時のように、日焼けした少年のまなざしのまま今でも走りだしそう  なんて なんて  悲しいの 切ないの…  17の私よりも半世紀以上も時を過ごしてきた貴方

          031-星の子粉雪に包まれて

          030-あなたの時代

          あなたの時代 作詞 マッキーちゃん 1.  貴方の生きた時代 黄金色に輝いていた時代  無垢な少年だったあなた、額に汗して泥で染まって、白球を瞳の中に閉じ込めて走っていたあなた  そんなあなたも、もう人生の終焉(おわり)が近づいているみたい  そんな貴方だけど、私は、現在(いま)の貴方を愛してる  あの時のように、日焼けした少年のまなざしのまま今でも走りだしそう  なんて なんて  悲しいの 切ないの…  17の私よりも半世紀以上も時を過ごしてきた貴方と私、い

          030-あなたの時代

          029-砂時計

          砂時計 作詞 マッキーちゃん 1.  貴方色に染まったキラキラ輝く一筋の流れる砂が、静寂の中、砂時計の中を落ちていく、  砂の中には、貴方と私の過ごした想い出の時間がつまったまま、静かに流れ落ちていく、  キラキラ光る一粒の砂の中には、あの頃の貴方の眩しい笑顔が、見つめる私に微笑みながら流れ落ちていく、  なんでいつの間に貴方の砂は、私の砂より早く流れ降りるようになったの……  必死で私は、貴方の砂粒を追いかけて流れ降りるのに、いつの間にか私より早く流れ降りて見えなく

          028-前を向いて

          前を向いて 作詞 マッキーちゃん 1.  貴方のベッドの温盛が、私の羽根布団の中で踊ってる  ついさっきまで、二人で溶け合った瞬間を感じていたのに…  ベッドの中を、貴方の温もりを探して私の白い足先でまさぐってみたの  でも、でも、私の足先には、もう貴方の温もりの影が感じられない  私は、思わず二人のベッドから裸の上半身起こしてみたの  周りを見渡したけど、あの優しく、キラキラと輝く笑窪の貴方の笑顔が見当たらない  透き通る白いショールを身に纏った私、鏡の中の

          027-貴方にYesと言いたくて

          貴方にYesと言いたくて 作詞 マッキーちゃん 1.  私の大好きなおばあちゃんの形見の腕時計  ピンクの小さなダイヤの数字で飾られた文字盤  私の大好きなおばあちゃんの形見の腕時計  悲しい泪でぼやけてはっきり見えないけど秒針が時を刻んでいる  今日は、枕元に置いて、私の大好きなおばあちゃんとベッドに入りましょう  いつも私が大好きな白い妖精のお話を、ベッドの中に入って聞かせてくれた  今日からは、おばあちゃんの優しい読み聞かせもベッドの中には響かない  今日か

          027-貴方にYesと言いたくて

          026  一週間だけの同級生

          一週間だけの同級生(画像:https://note.com/hananosu/) 作詞 マッキーちゃん 1.  あの日、貴方は突然、私の胸の中に隠れていた鐘に結ばれた私の紐を引っ張った  私の胸の中の鐘から打ち鳴らされた鐘の音は、私の体中に張り巡らされた血管の中を、熱く燃え滾るように流れていった 貴方は一週間だけの同級生 貴方は一週間だけど同級生 初めて逢った貴方はちょっとはにかみながら笑窪で自己紹介 先生は私の隣に座るように言い、クラス委員の私に面倒見てと

          026  一週間だけの同級生