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貧富の差や差別がなくなる世界は創造しうるのか

世界史を勉強すると、今の日本に共通する点があると感じることがある。
革命…と聞くとどんなことを想像するだろうか。
僕は支配する側とされる側の立場が逆転することだと思う。革命といえばらナポレオン!無血の名誉革命!など挙げればキリがないが、全て共通するのは支配階級が逆転したということだろう。支配される側だった労働者の地位が上がり…みたいな。他にも革命とは違う考え方にはなってしまうが、第一次、第二次世界大戦時、総力戦を開始した日本では女性の地位が上がった。これらのように、革命や戦争、言ってしまえば暴力、血が歴史を変えてきたのだ。もし今日本に大災害が起きたら…たくさんの建物が崩壊し、資本家が損をする。要は財を持つ者が損をするのだ。そうなることで、少しばかりは貧富の差は縮まるとは思わないだろうか?
つまり、これから日本がどんなに進歩しても資本主義国家である限り、貧富の差、差別はなくならいという事実があるということだ。資本主義っていうのは資本の主義、つまり資本家が自動的に得をするようにできているのだ。そんな出来すぎた社会を変えるのは、血、暴力、革命のみなのだ。残酷な世界だけどそうなんだと思う。でもそんな残酷な世界は嫌だ。今僕にできることは、資本主義国家で生きる以上、財を持つことのみなのだろう。

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