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読んだ本#21 三冊紹介

最近読んだ本を三冊、紹介したいと思います。

一冊目
「お探し物は図書室まで」

初の青山先生の作品です。
ずーっと読みたくて仕方ない気持ちだったのですが、
図書館では発見できず。
地域の小さなコミュニティハウス的な場所で発見しました!

人と人が関わるのならそれはすべて社会だと思うんです。

接点を持つことによって起こる何かが、過去でも未来でも

お探し物は図書室まで

社会との関りがない、どうしよう、もう戻れないかもしれない。
そんな風に思っていた数か月前の自分に教えてあげたい文章です。
でも、その時はこんな風に響いていなかったかもしれません。

二冊目
「くもをさがす」

こちらもnoteでおすすめしていただいたのに、図書館にはなく・・・。
お探し物・・・と同じところで借りました!

異国の地でガンになるというノンフィクションです。
自分に置き換えたら、とんでもない。
異国の地で抑うつ状態になったら?
想像もできません。

「生きること」、そのための「決断」を自分ですること、
「周囲の協力を受け入れる」こと。
そんな強さを教えていただきました。

三冊目
「少年H 上巻」

最初は読むのがしんどかったです。
自分の今までの世界観を飛び越えるような、想像を絶する世界。
そして文章表現。
ちょっとの間、寝かせておきました。
でも、ジェントル氏からの借り物。読まぬわけにはいかず。
少しずつページをめくります。

段々と戦争が近づいてくる。昔の出来事ではあります。
今、まさにイスラエルや、ウクライナで起こる戦い。
それらを思わせるように感じ、再開して読み始めていったころには
どんどんと読む速度があがりました。

妹尾河童さんや角野栄子さん、戦争の時代を生きた人は
段々と少なくなっています。
私たちはその時代を生きた人の声を聞く機会がありません。
それならば、書籍で調べる、知ることができます。

知っておくべきだと私個人は思いました。
祖父が生きていた時に話を聞いておきたかったとも思いました。
後悔してからでは遅いのです。

紹介した三冊は、「今を生きるあなた」に向けて紹介させていただきました。

今日もいい日になりますように。
ざつようがかり

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