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No.4 所感=^_^= 「先生、チューリップに種はありますか?」と、子供に聞かれたらどうする?~教師の在り方


答え・・・種はあります。

文系の学生に問うと、ほとんどが「種はない。なぜなら球根から育つから。」と答え、数名があやふや。
あるかも…と思っても、みんなが「ない」というから、言い出せない。


このままでは、子供に間違った答えを教えてしまうことになりますよね。

では、どうする?

正解は、
「いい疑問だね。一緒に調べてみよう!」
である。
間違ったことを教えたら駄目だし、知っていたとしても、答えを教えてしまったら、子供はこの先もずっと自分で答えに辿り着くことはできない。

先生は、子供に答えを教えるのではなく、答えに辿り着く道筋を教える。
考えるのは子供。答えを見つけ出すのも子供である。

真面目な学生であればあるほど、教師として知識が豊富でなくてはならない、何でもできなくてはならない、自分には知らないこと、できないことがたくさんある・・・ムリ…。
と、なってしまう。

考えてみてほしい。
すぺてを完璧になんて、逆にムリ。

例えば、教師が鉄棒で逆上がりを何回もやって見せたって、子供はできるようにならない。
子供が練習して、できるようにする手助けをするのが先生の役割てある。

今は、便利な動画だって音源だってある。
自分の苦手は便利なツールで補って、先生は、子供たちが主体的に学習に取り組み、対話を通して多様な考えにふれ、視野を広げ、深い学びにつなげられるよう、授業を工夫することが大切なのだ。


「教師」という言葉が、誤解を生む原因である。

教師ではなく、「先生」の方がいい。
先に生まれた分、子供たちより答えへの道筋を知っている、支援者であるべきだ。


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