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ホワイトな学校へ

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完結#60😽 #1 ~#10:負担軽減の方策😺 #11 ~:負担感軽減について、考え方😸 寄り道にもヒントが入っている(と思います)=^_^=
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ホワイトな学校へ#号外2024 お仕事承ります=^_^=

今年は一周回って少し余裕ができそうです。 水曜日を空けることができました。 *他の曜日でも、応相談=^_^= 「学校改革コンサルタント」、学校経営やこれまで「ホワイトな学校へ」で、発信してきた「働き方改革」についてなど、研修会講師、講演等承ります。 「寄り道」を含め、すべて可能です。 「国語科書写指導法」「書写実技」も承ります。 (こちらが、本職です。) 以下、それぞれの内容の一例です。 詳しくは、「ホワイトな学校へ」をお読みください。 【学校経営コンサルタント】【

No.71所感=^_^= 教員を辞めたいと思っている方へ~辞める前に試すこと三つ

夏休みも残すところ、あと1週間。 親御さんたちは、ホッとする方も多いのでしょう。 先生方としては、十分充電をして、2学期が始まるのが楽しみという方、 逆に、2学期が始まることを苦痛に感じている人もいるかもしれません。 今回は、教員を辞めたいと思っている方へ向けて。 この記事は、1年ほど前に書いていて、ずっと下書きのまま温めていました。必要な方に向けての内容なので、有料にしました。 まじめで一生懸命な先生ほど、辞めてしまう傾向にあるので、そういう先生方に辞めてほしくない

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No.69所感=^_^= 続・迷惑な酔っ払い~学級の子供たちの自主性を育てておく重要性

(約2200字) ※注!引き続き、不適切な表現、少々アリ… 前回、骨折からの、続き… やっとの思いで家に帰りついたら、夫はまだ二日酔いで苦しんでいた。 本当にヤクタタズ! … … 夕方4時。 二日酔いから覚めた夫は、私を蕎麦屋に連れて行ってくれた。 (二日酔いの後は、なぜ、蕎麦がおいしいんでしょうね。) 私もやっと、まともな食事にありつくことができた。 夫は、自分のせいだと言われても、なんで私がこんなことになっているのか、ほとんど記憶がないらしい。 でも、どう考えても

No.66所感=^_^= 続・読書感想文を楽しもう「自分語り」のススメ

お待たせしました。 昨日の続きです。 ウチの子たちが通っていた学校は、(ここだけの話…)読書感想文が家庭に丸投げでした。 (10年以上前のことなので…) ですから私にとっては、これ幸い。 子供たちには、これからお話する読書感想文の書き方を教えました。 キーワードは、ポジティブシンキングです! ①本選びを楽しもう! まずは、課題図書でもいいし、そうでなくてもいいので図書館から本を借りてきて、片っ端から読みます。 親も同じ本たちを読みます。 子供の本はすぐ読めるし、大人

No.65所感=^_^= 読書感想文を楽しもう「自分語り」のススメ

長い夏休み、半分が過ぎようとしています。 昨年の今頃、夏休みの親御さんへの応援記事を書いていました。 今回と次回は、読書感想文の宿題に悩む親御さんへの応援記事です。 少しでも参考になれば幸いです。 熟成下書き 実はこの記事、1年前にみゃー先生の記事を受けて、私の考えを書こうと思ったのですが、それが夏休みが終わる寸前だったので、投稿するのを見送っていました。 先日、下書きを整理していたところ、発見したので、まだ、夏休みが半分残っている今のうちに、発信することにしました。

No.58所感=^_^= 種を撒く仕事(ホワイトな学校へ 号外)

先日、元同僚のY先生、みゃー先生と、例のコアラCaféでお茶をした。 その時に思ったこと。 音楽の種を撒く~Y先生の場合 その子はいわゆる落ち着きのない子であった。 小学校4年生頃までは、座って授業を受けられず、床にごろごろと転がっていた。 その子は、床にごろごろと転がっていても音楽の授業が大好きだった。 大好きすぎて、我慢ができず、いろいろな楽器を勝手に触り、授業を妨害していた。 でもY先生は、その子を出禁にせず、音楽の時間が終わると、好きなように楽器に触らせて、ピア

No.46所感=^_^= 教師という仕事~「大事にしていたから『大切なもの』に変化する話」

30年以上、教師を続けているなかで、この仕事をブラックだと思ったことは一度もない。 逆に、教師として仕事を続けられることのありがたみを日々感じ、この仕事を大事にしてきた。 … … … 私は、思春期、己という人間を自覚したころ、自分は教師には向いていないと思っていた。 しかし、紆余曲折している間に、いろいろな方に出会い、こんな私でもできることはあるかも、と考えなおし、26歳で教師になった。 だから、人一倍、そのありがたみを感じるのかもしれない。 もちろん、大変なことはた

No.45所感=^_^= 事実は一つ、真実は多数~学校の本当の姿(ホワイトな学校へ~号外 映画「怪物」レビュー)

はじめに遅ればせながら、「怪物」見てきました。 見終わった後に泣けた、という話を聞いていましたが、私は、途中で涙が出ましたが、見終わった後は、泣けませんでした。 むしろ、腹立たしさ、怒り、といった感情が先行しました。 この映画を、一事例として、分析したくなってしまったからかもしれません。 そして、レビューを考え始めたら、学校に対する世間の見方という点で、つながるものがあるなと思い、以前からどんなふうに書こうかと温めていた、「学校の本当の姿」と合わせて書いてみることにしました

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「学習指導要領」の呪文をとく(ホワイトな学校へ 号外)

学習指導要領。 見ただけで、拒絶反応という方もいるであろう。 はとむぎ先生は、「マンガで読める学習指導要領」にチャレンジしてくださった。 これが実現したら、素晴らしい! 今のところ、全教科のマンガ解説版はないので、自力で読み解くしかない状況である。 そこで、今回は、その学習指導要領の呪文をとき、大好きとまではいかなくても、「嫌いではない」、できれば「お知り合い」、あわよくば「仲良し」になっていただきたいと思い、その方法について述べたいと思う。 実際に、学習指導要領解説

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Remake『ホワイトな学校へ』#0 プロローグ

今日も職員室から、楽しそうな笑い声、話し声が聞こえてくる。校長室のドアはいつも開けてあり、私は、その声を聞いているのが好きだ。話の内容はよく聞き取れないが、明るい職員室の感じが好きなのだ。 世間では、学校がブラックだと言われている。本当にそのような学校ばかりなのだろうか? 管理職によって、学校は変えられる。 私は、10年前に校長になったとき、先生方や子供たちが毎日楽しく生き生きと活動している学校にしたいと思った。当たり前のことであるが、当たり前が最も大切だ。では、実際にど

ホワイトな学校へ#1 その1 会議を減らす~職員朝会をなくす

すぐに負担が減ったと感じられるのが、会議の削減です。私は、この会議の回数と時間を半減することに決めて、実行できました。 職員朝会、職員会議、各種会議の削減の方法・手順などを、数回に分けてお伝えします。 改革のキーワードは、既成概念にとらわれないこと。「今までそうだったから」という前例踏襲の意識は捨て、物事の本質を考えていくこと。 本質とは、学校は、子供たちのためにあるということ。 そうすると、多くのことがスリムになっていきます。 職員朝会をなくす 職員朝会の目的は何ですか

ホワイトな学校へ#2 その2 会議を減らす~職員会議はなくせる

「職員会議は、4月の始め、春季休業中に行うだけで、後は全く行っていません。」 「え!それで、回りますか?業務が滞りませんか?」 「はい、全く滞りません。むしろ、とてもスムーズです。」 「なぜ、そんなことができるんですか!!」 というのが、多くの校長先生の反応です。 校長として着任した最初の学校では、職員会議をなくすまで、半年かかりました(正確には、職員会議はなくせると気づいたのが6月、それからリサーチし考えをまとめ、根回しして先生方に9月に話してから実施した)。現在の勤務校で

ホワイトな学校へ#3 その2 会議を減らす~職員会議のスリム化という提案

#2の続きです。 整理すると、平成一桁までは、 職員の意見を聞く(職員会議)→意志決定をする(職員会議?)→校長の方針を伝える(職員会議)+職員の相互の連絡(職員会議・職員朝会) だったから、時間がかかったのです。 これを、以下のようにします。 職員の意見を聞く(連絡会など)→意志決定をする(起案文書の決裁)→校長の方針を伝える(企画会・学年会・連絡会)+職員相互の連絡(学年会・連絡会・学校LAN掲示板) 職員会議は行わなくても済みます。 スリム化に取り組む以前に、年度

ホワイトな学校へ#4 その3  会議を減らす~各種会議を減らす①

…ための、公平感のある校務分掌 先生方の負担を減らすときに、気を付けるべきは、子供たちの教育活動の質を落とさないということ。 行事などを何でもかんでもやめてしまったら、先生方の負担は減るかもしれないけれど、教育の質は下がります。それぞれの教育活動には意味があり、教育的ねらいがあります。 子供たちのための学校です。教育の質は落とせません。 教育の質を落とさず、先生方の負担を減らす、その間隙を縫って改革していくのです。 さて、学校には校務分掌といって、様々な業務があり、先生方