発達グレーなジローくん〜勉強を勉強と思わせない工夫②〜

●お絵描き
幼稚園のころ、"鉛筆をもつ"ことをジローはなかなかしませんでした。描きたいものを鉛筆を自在に動かして紙に書くのは、文字を書く基本ともなります。
とにかく鉛筆に慣れてほしくて、年長さんに入ってからは、私が誘って一緒に紙に書くことを促しました。私がまずジローの好きなキャラや家族の似顔絵を描き、横にひらがなで名前を書く。1人ではやろうとしないお絵描きも、一緒だとやりだしてくれました。
ジローはそれはそれは雑でめちゃくちゃな絵でした。おいおい、紙の無駄使い…と思うような描き方を今でもしますが、目をつぶって、とにかく書かせる、書いたら褒める。
白い紙や色鉛筆も、すぐ手の届く場所にたくさんある状態にしています。


リビング横にコピー用紙と色鉛筆


小学校に入学してからは、描くことに目覚めたのか?学校に持っていく自由帳をどんどん使い切り、すでに6冊目です。殴り書きやおしり、う○ち、あまりよろしくない言葉なども、中によく登場しますが… 

ジロー画伯


長男イチローが、もともといろいろ描くのが好きなのもあり、最近はよく2人で描いています。描いた絵のキャラの名前や説明を文字で入れてくれるので、字の復習もできる。お兄ちゃんの絵を真似する様にもなり、ジローもだんだん細かく描いたり、上手くなってきました。
捨てて良いもんか?ダメなのか?の作品が2人分大量に出来上がるので、最近は捨てる、残すの整理も自分でさせるようにしています。
あと、絵しりとりを一緒にするのも、文字と絵が楽しく書けておすすめです。

お絵描きって、好きな子は自然とやる事なのでしょうが…
あまり興味なさそうでも、一緒にやったり、やりやすい環境にすると、ジローのように案外はまる子もいるかなと思います。
子どもの絵ってホント面白くて、私は子ども達の絵を見るのが大好きです笑


●時計を読む
時計は日々の生活で見て読むように声かけしています。
年長のころは、ジャストの時間。一年生からはジャスト+30分、30分に慣れてきたら15分と45分も。最近はやっと5分単位の長針の読み方ができるようになってきました。今、授業でちょうど長針を読む勉強に入り、ギリギリ間に合ったかな…
ポイントは、怒らない、問い詰めない。難しそうな時は時計の本を見て確認させるか、すぐに親が教えてあげる。嫌そうな様子の時は、簡単な時間にしてやりすぎないように。

ミキハウスのとけいの絵本
時間を合わせると読み上げてくれます


ジローはほんとに、毎日やっていても本人に覚える気が全っ然ないのか…なかなか覚えませんでした。(今もまだ怪しい)
ウチではYouTubeなどの動画を見るのは一回30分で区切るルールなので、最近は動画を見る前に、今の時間と終了時間を確認してから見せています。



ここからは、勉強と思わせない工夫とタイトルにありますが、特に工夫とかではない…
漫画、ゲームです。
これも勉強のうち!遊びながら学んでください!楽しんでください!と見守っております。

●漫画
一年生になり、漫画を読むようになったおかげで、文字を自分で読むようになりました。
うちの兄弟がはまっているのは、カービィの「まんぷくプププファンタジー」。ギャグ漫画ですが、大人がみても笑える。
あと、夫が持っていた「ワンピース」も読んでます。
偉人の伝記の漫画も、読んでくれたら良いなぁと本棚に並べてあります。

●ゲーム(マインクラフト)
長男イチローは5歳頃からDSやSwitchでゲームするのが大好きでしたが、ジローはゲームが上手くできないという苦手意識からなのか?負けたくないからか?基本ゲームをやろうとしません。
マインクラフトだけは、YouTubeで動画を見ていてやりたそうだったので、夫が教えてできるようになりました。
最初の頃は思うようにいかないとギャーギャー泣き喚き、毎回毎回大騒ぎ。参りました。夫のいる時にだけ!と決めてやらせていました。
今では泣き喚くこともほとんどなく、マイクラの世界でいろいろ好きな家や秘密基地を作ったりしているらしい。長男イチローとも協力プレイしています。
マイクラやりだしてから、レゴやブロックを作るのも前より上手くなってきてると思います。
あと、マイクラにでてくる鉱物を、図鑑で見たりもしています。
とにかく興味の幅がせまく、新しいことに挑戦したがらないジローなので、少しでも興味ありそうなものが見つかると嬉しく思います。


ちなみに。
ボードゲームやカードゲーム、トランプなどでも、遊べたら良いなぁと思うのですが、ジローはかたくなにやろうとしません。
お正月など、みんなで集まって何かゲームをすることになっても、「僕は横でみる係」「僕は、それ嫌いだからやらない」と言い、まず参加しません。お友達と複数人で遊んでいる時も同じです。
ルールを理解するのが難しいからか?負けたくないからか?とにかく、やりたくない、ジローのこだわりがあるようです。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?