11月21日教養書の話を聞いてみた
皆さん、こんばんは。
今回は、本日参加して参りました紀伊國屋書店梅田本店さん主催の『すばらしい人体』と『すばらしい医学』の著者 山本健人先生とダイヤモンド社の編集者田畑博文さんの講演会を聞いてきました!
山本先生は、現役の医師ながらもっと医学のことを医師たちの間だけで情報発信するのではなく、もっと広く知ってもらいたい。
また本好きのお父様の影響で、自身も好きな本をいつか出して書店に置かれていることがどんな気持ちになるのだろう。
と大きく分けて二つの動機を胸に最初は新聞に読者欄へと常連投稿からスタートしたそうです。
色々な新聞に掲載されているけれど、書籍になる気配がなかったため、Webサイトを立ち上げ、SEO対策などをしっかりと研究されて広く見られるようになったそうです。
一度本を出された時は、似たような本を書いて欲しいと依頼されるがままに書いた結果、最初の本の販売部数も減ってしまった苦い経験を経て、今回の本を発刊されたらしいのですが、その発刊までの道のりが面白い。
本来、出版社側や編集者からこんな本、作りませんか?と声をかけられてスタート、という話は沢山あれど著者側から編集者の仕事っぷりをほめつつ距離縮めて売り込もう作戦が上手くいったのには驚きました。
人間それくらい思い切りの良さが時には必要なんですね。
山本先生の話を一通りお聴きして、次は田畑さんにバトンタッチ。
編集者としてどんなことを気をつけたか、デザイナーさんとどんなやり取りをしたのか。
ダイヤモンド社の編集業の特徴なんかを紹介してくれました。
ちょっとここでは触れませんが、前職との違いなんかも飛び出してきて、笑わずに居られなかったです。
しかし、デザイナーさんの腕が凄い。編集者との打ち合わせでほぼ現在発売されている本のカバーのイメージに近いコンセプトを手描きですぐに提示されていたことに驚きました。
デザイナーさんは、文章の見せ方や中のイラストまで考えていたことによって快適に本が読めるようにしてもらっていたことに、職人技が見えました。
お二人の話と間に挟まる質疑応答も本に関すること、医師と執筆での目標など大変興味深い内容でした。
サイン会では、珍しく著者と編集者のダブルサインでちょうだいしました。
あと、一人の方が本の頭と言いますか、上の部分にサインしてもらってこれはサイン本だぞー!ってアピールする話を聞いて、早速真似をさせてもらいました。
けいゆう印の入った2冊の本は、無事にサイン本として我が家へと迎えられたのでした。
来週は魚ビジネスの著者の方が講演をされるそうなので、関西の魚に興味のある方!ぜひ参加してみてください。
私は、今週土曜日に望月麻衣先生のサイン会が待っているのと今日は、色々本を買ったので今月はもうそろそろ控えないと、と言うのとジャンルを広げすぎて室町時代から脱出して大阪市の他の歴史を紹介が遅くなってしまうので…と未定です。
もしかすると夫だけ行ってこーい!って送り出すかもしれませんが予定は未定ってことで。
取り急ぎ書いたので、短くなりましたが今回はここまでとなります。
次回もどうかお付き合いよろしくお願いいたします。