搾取する側の立場が「強者」から「弱者」へ

よくSNS上で挙げられる搾取する側といえば「資本家」や「大企業」である。そしてそれとセットで小泉元総理や竹中平蔵氏による「新自由主義」や経団連が持ち出され、「『強者』がわれわれ労働者を低賃金でコキ使い、搾取しているから日本が貧しくなっているのだ」という言説がSNS上で共感を呼び、エコチェンバー化している。

しかし、これは100%とは言わないが必ずしも事実に則してはいないだろう。高度経済成長期以前であればそうだったと言えるかもしれないが、

この記事に「高度経済成長期後ぐらいから国民は高齢者福祉の拡充を望むようになり、1973年には70歳以上の医療費が無償化されることになった。」と書いているように、高齢者のような「弱者」が公金を貪る、いわゆる「公金チューチュー」をするようになり、その負担が「資本家」や「大企業」などの「強者」や労働者に転嫁されられていったことによって、日本が貧しくなっているのである。つまり、「弱者」が搾取しているのである。「弱者」が搾取するイメージが湧きづらい人もいるだろうが「弱者」を寄生虫のようなイメージで考えてみればイメージしやすいであろう。

このような「弱者」による搾取を止めなければ日本は今後も貧しくなっていくばかりである。

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