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博士後期課程受験までの流れ

こんにちは。今回は博士後期課程(博士課程)を受験し、進学するに至った経緯と実際の行動の流れを書いていこうと思います。

進学の経緯と研究室選び

私が進学することを考え始めたのは、学部4年生の卒業前くらいでした。理由としては、前回も書きましたが、博士号をとることは、世界では確実に一定の価値があります。また、研究が好きなことと楽観的な性格から進学を決めました。
そのとき既に修士課程(博士前期課程)への進学は決めており、試験も合格していました。当然そのまま同じ研究室で研究を続けると考えていた私にプチ悲劇が襲いかかりました。
「修士課程の修了とともに教授が定年退職する。。。まじか、、、、😱」
ということが判明し、他の研究室を探さなければいけなくなりました。(当時、私の中でこれは想定外でけっこうな衝撃でした。w)

そこで他大学の研究室も視野に入れ、なんなら修士課程のテーマに縛られ過ぎず、他の研究にも興味を持ってみようといろんな研究室のホームページを調べ始めました。意外とこれはやってて楽しかったです。
1つ印象的だったのは、日本で著名な大学の研究室でも修士課程までの学生しかいない研究室ってけっこうあるんだなーと感じました。
そんななかで、関心のある研究室を5、6ほど絞ることができました。

この時点で、研究室選び、進学にあたって以下の不安がありました。
・そもそも進学するためのお金はどうしよう。
・研究がうまくいかず、3年で修了できなかったらどうしよう。

次に私はとある大学院の説明会に参加してみました。(研究室調べのなかで偶然見つけ、zoomだったのでびびりながら申し込んだ)
そこでは、各研究室の教授とブレイクアウトで自由にお話しできるようになっていて、関心のあった研究室の先生と話すことができました。
その研究室のテーマはこれまでの研究内容と大分違う分野であったので、正直やっていけるか不安があり、その事を聞いてみました。
すると、
「博士進学で研究内容がこれまでと違っていても、全然大丈夫で、これまでの経験から活かせるものもたくさんあるよ。3年以内に修了するためのサポートも教員としてできる限りするよ。」
のようなことを言われました。優しい先生だったので、そういってくれたのかも知れないですが、この言葉に進学する勇気をけっこうもらえました。

いろいろ考えた末、私は博士課程で研究テーマを大きく変えて進学することを決めました。人によっては、博士で変えるのは難しいとのようなことも言われました。どちらの意見もあるとは思いますが、最終的には私がやりたいと思ったことをやるのが一番だと今は思っています。結果うまくいかなかったとしても、そこで行き詰まりではなく、努力したことは必ず何かに繋がっていると私は思います。

書いていたら長くなってしまったので、試験までの具体的な行動は後編としてまた書きます。
ありがとうございました。


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