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⑧謎の高熱

謎の高熱

次の日、朝から40度近い高熱にうなされました。3日くらい続いたでしょうか。てっきり風邪をひいたと思いました。

ところが、いきなり幼児も真っ青な黄緑の鼻水も出るようになったのです。
それに鼻の奥がなんだかくさい・・

調べたら、蓄膿症のよう??

仕事を引き継いだばかりなのに3日も休んでしまったので、熱が下がったら即出勤しました。

会社で仕事をしていると、めちゃくちゃ背中が痛くて座ってられない。
それでも仕事は待ってくれないから、頑張って仕事をする日々。

更に、歯医者に行くと、なんと歯の根っこから膿が出ていると言われる!

えええ、、どういうこと?

前回の治療後、高熱が出て黄緑の鼻水が出ることも話すと、
「上顎洞が近い人の場合、虫歯菌が入っちゃうことがあるんですよね~。膿が出なくなるまで治療できません。」とチャラ男に言われた。

ああん??
なにそれ。聞いてないよ?

でも納得した。
あの背中の痛み、全身の倦怠感は炎症から来てるのか。
調べたら、「歯性上顎洞炎」と言って、歯科治療が原因でなる蓄膿症のようだ。稀にあることらしい。

治らない蓄膿症

蓄膿症を治すために、地元の耳鼻科に通った。
ところが、抗生物質をいくら処方してもらってもなかなか良くならない。

耳鼻科の先生も、抗生物質を長期間飲ませることをためらっていたけど、
飲まないと治らないから渋々出しているようだった。

半年は抗生物質を飲んだでしょうか。
私の腸内環境はこの時完全に破壊されたと思う・・


そもそも、肩こりからの頭痛が日常だった私は、頭痛薬が手放せない人でした。
さらに社会人になってから謎の蕁麻疹にも悩まされていて、蕁麻疹の薬も飲んでいました。
肝臓・腎臓への負担も大きかったはずです。

足つぼマッサージを受けると「肝臓が悪いですね」と言われて
「なんでだろ、飲みすぎかなー!あはは!」とか言っていたけど、たぶん薬ですね。

母が薬剤師なので、薬が身近だったこともあり罪悪感もありませんでした。


もう医者選びは間違えない

さて、上顎洞炎が治らない事には歯科治療に進めません。

「今回も私は歯医者選びをミスったのだろうか・・・」

私は検索魔となった。
”顕微での根管治療”、”ラバーダム”など色々知識をつけ、たどり着いたのが大阪・西梅田の福西歯科である。

「歯科医師が治療に通うクリニック」
「歯を残すことに全力でこだわる」

これなら安心だろう!!

予約をして、院長が見てくれた。
「まず、上顎洞炎を治すのが先だね。ちょっと耳鼻科に案内します。」

と、院長自ら同じクリニックエリアに入っている耳鼻科に連れて行ってくれた。


正解のようで不正解?

今通っている歯医者の先生曰く、関西でそれ以上の治療ができる先生はいないとのことだったので、歯医者の選択は大正解だったみたいです。

しかし、この紹介してもらった耳鼻科が難ありでした(笑)

一言でいうと変な先生だった。
でっぷり太って白衣がはちきれそうな体、気怠い対応になんとなく不安を感じるものの、歯医者の院長直々に連れてきてもらった手前どうしようもない。

先生が処方する色々な抗生物質を試していった。
そしてついに、「これは出たばかりだけど効くと思う」と出された抗生物質が初めて効いたのでした。

そういう意味では、有能だったのか?

しかし、「治りきらないと思うから手術しましょう」ということになったのです。

結構抗生物質効いていい感じなんだけど・・
手術しないといけないのかなぁ?

それでも、先生が言うのだからと日帰りの手術に踏み切ることにしました。


結納の前日?

最初に指定された手術の日は、なんと結納の前日。

私「その次の日、結納なんですけど・・手術しても大丈夫なんでしょうか?」

先生「そんなに腫れないし、見た目に影響ないから問題ないですよ。」
(何いってんのみたいな顔される)

私「それじゃあその日で、、」

しかし、そのあとすぐに看護師さんたち数人に取り囲まれ
「絶対に日を変えてもらいなさい!
先生はああ言ったけど、結納みたいな大事な日の前日なんて絶対にやめたほうがいい!」
と言われて、日付が早まる事になったのです。

今思えば、フラグがビンビンに立ってますね。。
看護師さんからこんな風に思われてる医者ってあかんわな。

そして日帰りとは言え、鼻の奥の副鼻腔を切除して、信じられない長さのガーゼを副鼻腔に詰め込まれ息ができない状態になるのに、ようそんな平気なように言ったなと思います。

死ななきゃセーフ、なのか?

しかし後日、結納どころか、まさか死にかけるとは思ってもみなかったのである・・・

⑨につづく!

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大阪市住吉区で、骨格から身体を整えるボディメイクのセラピストをしているYUKAです。


幼少期からの自分の身体への違和感や不調の歴史をnoteに綴っています。

この不調の歴史なくして、ただの会社員からボディメイクセラピストに転身する道は考えられません!


人一倍健康に憧れ続けた私だからこそ、骨格から身体を立て直す事の大切さを今実感しています。


普段はInstagramにて更新しています。

https://www.instagram.com/yuka_body_make?igsh=YjJ4MXIxanRrY3M0


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