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手掛けたパスタ193皿🍝〜2023

大晦日です。2023年も本日をもってお終い。
4月にパスタ🍝を作る理由というか、動機みたいな事を書きましたが、今年も193皿を手掛けました。その動機や目標に追いついたのかは、まぁ謎ですが…

☆イタリア的かどうかは別。 

パスタ=イタリアの物🇮🇹という図式は全く否定する物でもないが、日本ではやはり色々なスタイルで供されたり、食べられているのは事実でしょう。
そして作る自分も常にイタリア的とは思えないし、日本的というか自己流というのも多い。

本日、大晦日の一皿は海苔のアーリオ・オーリオ。
煎りパン粉、モリカを散らして…

家で作る場合、やはりある物で臨む事が多いし、直面する課題でもある。自分は日本に居て、日本での流通されている食材、そして根にある文化の中で育っているから、それらを手にするのはごく自然。冷蔵庫もそうなる事が多い。

そんな食材を使いながらアレコレと考えたり、アレンジしたりする。

スルメイカのワタとスミのソース。
呑助には誠有効と思う一皿。🇯🇵🇮🇹の融合

☆結局は自身の根と見聞の代物

だからか、イタリア的である事だけをパスタ🍝に投入している事にはならず、つくづく自分のこれまで培って来た根っこと、見て来た物が融合されていて、そしてそれが自分の好みだったりするのだろう。イタリア好きだから、イタリアが全てだとは思わない、という処でしょう。

ほうれん草のペーストをアサリと共に。
バジルは高いので、ほうれん草と小松菜🥬で
代用しました。大葉を少し加えても良いかと。
ボローニャで食べたボロニェーゼ。
イタリアも僕には根っこに入っているかな?😅

☆そしてイタリアと繋がる🇮🇹道具でもある

七月にようやくイタリアに行けましたが、やはりパスタは食して来ました。どれも印象に残る物ですが、実際にあれらが全て自分の求める物か…というと、そうではない気もする。自分の根っこにはやはり、日本の食材と食文化が存在しているし、たぶんその上に交わる様にしてイタリアで見聞きした物が加わっている、のだろう。

それで良いと思う。なんせ帰国早々納豆飯を食う人間ですから😅

ピアチェンツァのワイナリーで、マルコのお母さんが手掛けるトルテッリ。僕が行くと必ず作ってくれる逸品😃
マンマ、いつもありがとう😊

来年もパスタ作りは続けて行きます。そうしながら自分の根っこに対して、イタリア🇮🇹という異国の水を注ぐ為にも。それが小さなライフワークでもありますので。

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