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福祉の仕事について考える。part29

こんにちは!No.Planです。
明日から世間では「ゴールデンウィーク」に入りますね。長い人はいったい何連休にはいるのか?自分は「ゴールデンウィーク」の期間もがっつり働きますよ!高齢者の施設ではそんなにありませんが、障がい者の施設ではしっかりこの期間はお休みにはいるところが多い。そうした期間こそご家族様は助けてほしいとの声が多いのですが…気持ちを切り替えて頑張っていきますよ!

レクリエーションを考える!

今日のテーマは「レクリエーション」についてふれたいと思います。
通所施設、入居施設の現場職員なら誰しもが通る道だとは思いますが、大半の職員はこれが苦手な方が多いと思います。

そもそも「レクリエーション」とは何なのか?

定義1
【仕事・勉強の疲れを、休養や楽しみで回復すること。また、そのために行う休養や楽しみ。リクリエーション。リクレーション。】

定義2
【さまざまなレクリエーション活動を通して楽しいひとときを過ごすこと で、その人の心や身体、 生活を活性化させるきっかけになります。 また、 レクリエーション活動 を通して、相手との人間関係を築いたり、 コミュニケーションの促進を図る。】

さて、福祉施設では定義2の方が浸透していると思われますが、付随して、認知症予防、運動機能向上・維持、ストレス解消、などの意味合いを持たせるとさらに活動の幅が広がりますね。

逆に、定義1で利用者に接している職員は少ないと思いますが、若いころからこの定義1のレクリエーションを経験できていないのも日本人の悲しいところでもあるのですが…
もっと時代が先へ進んだ時に、高齢者の大半は集団よりも個人のでの活動を重視することが増えてくると思いますが、現在でもそういった方はいらっしゃいますよね。

自分が子供のころを思い出してもそうですが、友達と何して遊ぶ?となったら自然と身体を動かす遊びを行ったものです。やったことのある方もいるのではないでしょうか?「鬼ごっこ」「けいドロ」「ドラキュラ」「氷おに」など様々な遊びがあったと思いますが、今もなお名前を変えて存在している遊びもあるそうです。

遊びは「考える」ものではなく「企画」するもの

「レクリエーション考えておいて!」なんど言われたことでしょう。
本来、レクリエーションは考えるものではなく、自分が楽しむための活動になるので、他人が考えるものではないのです。そうはいっても仕事だからやらなければ…という気持ちで始めてしまうと上手くいかないものです。

レクリエーションを企画すると考えましょう!「企画」ときくと途端に構えてしまうのは「福祉職」あるあるでしょうか?

企画とは、ある事をするため、計画を立てること。もくろみ。
レクリエーションも同じです。企画をするためには、計画書、稟議書を作り、決済をもらい、行う流れになりますが、福祉の世界でも同じような流れはあるのですが、他の仕事のように莫大なお金が動くわけではありませんし、何が上手くいって、何が成功しているのかもわかならい状況になってしまうこともあります。

例えば、レクリエーションを企画するごとに賃金がもらえるとしたら職員はどうするでしょうか?もっと真剣になる人もいるでしょうし、そうでない人も出てくるでしょう。

海外研修でレクリエーションを行う人たちは本当に楽しそうに行っているし、自分の仕事にプロ意識を持っていました。日本でもレクリエーション資格はありますが、そこまでお金がもらえるわけでもなく、また、プロ意識をもてるほど環境面においてもそこまで良くありません。

そうした面での改善も必要ですが、その前に、レクリエーションを行うことは1事業を企画することと同じだという意識を持つようにすると、自然と向上もしていきます。これは企画する側もそうですが、企画を持ってこられる側も根拠と資金、または、なぜこれが必要なのかを考えて精査できなくてはなりません。一番多いのは「そろそろ時期的に行いたいので」そんな考えのものは行わせるべきではありません。向上もなければ進歩もありません。
お互いにそうした能力を鍛えていくべきだと感じた今日この頃です!

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