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うつと生きていく#07体力不足を補う作戦~育児編

うつで困ることの一つが、
体力がなくなるということ。

鬱がどん底の時には、体力がないことよりも、
精神面での不調が何より辛いのだが、
回復して、元気な人と同じ生活を目指していくと、
この体力不足は悩ましい。

こと育児に関して、体力がないというのは、致命的欠点だ。

育児への体力不足の影響


育児中でなくてもそうかもしれないが、
体力ゲージの減少に比例して、イライラゲージが上昇する。

ついつい子供に怒る回数も増え、
怒られたことで子供が不機嫌になっていたずらをし、
さらに「こらー!ダメでしょ!」の悪循環である。

食事を作って食べさせることや
風呂に入れるといった育児は、
子供の機嫌によって、
親の削られる体力がだいぶ違ってくる。

機嫌がよければ、むしろ癒される瞬間もあるくらいの作業だ。

例えば、お風呂。
機嫌がよければ、ニコニコで風呂場に向かい、
子供が自分で服を脱いで、
おとなしく体を洗わせてくれる。
私も合間に、自分の風呂をそれなりにこなせる。


ところが、子供が不機嫌になり、
「お風呂入んない!うわーん!」
とひっくりかえって駄々をこねだすと、

→お風呂まで抱っこorなだめすかして、手を引いて誘導
→服を脱がしてあげる(暴れて蹴られるのオプション付き)
→体を洗うのも一苦労
→自分は、どうやって入ったかも覚えてないくらい
最低限のことをMAXスピードで!


一気に体力ランプが赤の点滅だ。

したがって、人より体力の少ない私は、
子供を不機嫌にしないというのが、
重要になってくる。

折り紙や塗り絵などで、
風呂に入る前の子供の機嫌をキープする。

不機嫌になる前に、事前に機嫌キープ作業をすることで、
がっつり体力を削られる育児を、
省エネ運転でこなせるようにしているというわけだ。

この育児方法は当然失敗する日も多々あるが、
できるだけ、機嫌よく親子で過ごすことで、
日々の体力維持に努め、
いざという日に少しでも体力貯金をしておく、
というのが、私のささやかな育児対策だ。

公園に行きたい子供VS体力温存したい母


さらに、室内遊びで満足できないのが、
幼稚園児あるある。

30度超えていても、公園に行きたがるので、
親子万全の熱中症対策をして出撃!

短期決戦で公園に挑むが、
子よりも親がヘトヘトである。

朝の人のいない時間帯に、
日傘をさしながら砂場遊び30分、
など、自分の体力ぎりぎりで譲歩してもらっているが、
子供としては、もう少し公園にいたいし、
なんなら、一緒に鬼ごっこをしてほしいようだ。

ごめん。
しかし、あなたのママの得意分野は公園ではないのよ。

そのかわりに、工作はかなり上手だし、
お絵描きもすみっコぐらしが自在にかけるまで練習した。

子供の希望を100%満たしてはあげられないけど、
ママは得意分野で挽回するから、よろしく!


体力遊びがあまりできないことを気にしないよう、
日々室内遊びのテクニックを磨き中である。





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