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うつと生きていく#04楽しく心療内科に通う、義実家には内緒で。

今回は、私があえて、ちょっと遠目の心療内科に行くことで、
楽しく通院しているお話。

心療内科選び


私はあえて、徒歩圏内ではなく、少し遠くの大きな駅にある病院に通っています。


大学進学で、故郷を離れて東京へ。
そして専門学校、フランスとへて、
療養のためにまた故郷へ戻る。

さらに大学院で再び東京、
その後結婚して、関東エリアの某町に住むことに。


引越しは12年間で6回!
引越しに伴って、心療内科も4回変わっています。
先生は6人出会いました。

先生はどの先生にも感謝していますが、
治療方針や性格はバラバラ。
その話はいずれ…。


さて、そんな私が病院を選ぶ基準は、
毎回ちがうけれど、今回この病院に決めたのは



○ネットで調べて、評判のいい先生がいたから

○大きい駅最寄りの病院の方が、
いい病院が多い気がするから

○通院中に義実家の人に会わなくて済むから


の3点。

一つ目の理由は言わずもがな。
引越してきた、見知らぬ街で主治医を探すには、ネットの口コミ頼りです。
クリニックのHPで顔写真がわかる場合それもチェック。

なんとなく、優しそうな先生を探しています。
顔写真のところに、診療方針や得意分野などを書いている先生もいるので、
気が合いそうか?などもこの時チェック。


二つ目。
大きい駅近くの方が、いい病院が多い気がするから。

これは、やはり病院も競合相手がいた方が、切磋琢磨します。
大きい駅はそれだけ、ほかの心療内科が多いですし、
患者数も多め。
口コミの数も多いし、信用度も高い。


そして3つ目。
実はここではこんなにオープンにうつの話をしていますが、
義実家にはうつのことを話していません。

義母と義妹(上)は理解してくれそうだけど、義父と義妹(下)は難しそう…。


4人ともうつの話さえしなければ、仲良しです。
でも仲がいい人だから、理解があるかはまた別の話。

うつも20年も続けていると、その人の日頃の言動から、
「こりゃ、話さない方がいいぞ!」
というのが、なんとなくわかるもの。

2人に話して、2人に黙っては不誠実なような…。
でも義実家はめちゃくちゃ仲良しなので、
1人に話せば全員にバレると考えた方がいい。


そんないきさつがあり、今のところ義実家に話す予定はありません。


通院中「予期せず」知り合いに会うのは避けたい


色々考えて、カミングアウトしていないので、
通院中に義実家の誰かに会って、バレるのは避けたい。

でも、私は夫の地元に越してきたので、義実家メンバー中3人は、近所でよく顔を合わす距離に住んでいます。


いつかは話すかもしれないけど、それは
バレるではなく、自ら話す形にしたい。

となると、当然心療内科に入っていくところなど見られたくないわけです。

だから、電車でわざわざ移動して通院中というわけ。

意外なメリット


こんな3つの理由で少し遠目の病院に通っていますが、
ここに通い始めてから、さらに、
遠いことでのメリットを2つ見つけました。

○通院後に、ちょっとした買い物が楽しい

○強制的に運動できる


何せ、ちょっと大きい街なので、
自宅近くにはないお店がたくさん。

KALDI があるとか最高!
買わなくても、ウロウロするだけで、いい気分転換になります。


また運動不足を解消するのにもうってつけ。
うつは調子が悪くなると、全く運動する気になれません。
でも、運動は絶対したほうがいいのも事実。

そこで、通院を運動日にしています。



うつ病をはじめとする、精神疾患は
ほかの病気よりも、先生との相性が、
回復に大きく影響します。

通院も長期になるので、病院との相性も大切になります。

病院は近くで通いやすいのが一番と思いがちですが、
実は遠いことでのメリットもあります。

今の病院があっていなかったら、
転院時、ちょっと遠い病院はいかがですか?

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