【ジャズ】ウェイン・ショーター
2023年3月2日、ウェイン・ショーターが亡くなった。
近い将来この訃報が知らされるであろうことを予想していたが、現実になるとやはり悲しいものだ。
89歳なのだから、天寿を全うしたと言える。
マイルス・デイヴィスを過去から順を追って聴けば、ジャズの歴史を網羅できる、と一般的に言われているが、それでは不十分である。
マイルスに加えてウェインを聴くことでジャズ史をカバーしたと言えるのではないか。
(欲を言えば、マイルスの前にチャーリー・パーカーを、ウェインの後にロイ・ハーグローブを加えたい。)
ウェインはそれほどジャズ界に影響を与え続けてきた存在なのだ。
簡単な経歴変遷とジャンル
◼︎アート・ブレイキー・ジャズ・メッセンジャーズ(ハードバップ)
◼︎マイルス・デイヴィス・クインテット(モード)
◼︎ソロ(ポストバップ)
◼︎V.O.S.Pクインテット(ポストバップ)
◼︎ウェザーリポート(フュージョン)
◼︎ソロ(コンテンポラリージャズ〜スピリチュアルジャズ)
ご覧頂くとわかるように非常に幅が広い。
マイルスよりも30年長く生きているので、フュージョン後の世界もしっかりと体現している。
まさにジャズ界の生き字引だったのだ。
ウェインの偉大さを語る上で外すことのできない点がもう一つある。
作曲能力だ。
たくさんの名曲を残している。
その中で私のお気に入りを紹介して締めくくりたい。
◼︎Infant Eyes
子どものような無垢な目線でジャズというキャンバスに絵の具を重ね続けた人生。
どうか安らかに。
お忙しい中、最後までお読み頂き、ありがとうございました。
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#jazz #ジャズ
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