見出し画像

コーチングの定義(コーチング勉強#2)

【コーチングとは?】

 ICFの定義
「思考を刺激し続ける創造的なプロセスを通して、クライアントが自身の可能性を公私において最大化させるように、コーチとクライアントのパートナー感性を築くことである」
 ティモシー・ガルウェイは、アメリカ合衆国の有名なコーチである。ガルウェイはもともとテニスのコーチだった。選手を指導するなかでガルウェイは、テニスの試合で選手は2つの試合を同時に行っていると考えた。
 1つ目は相手とテニスという競技での試合(アウター・ゲーム)。もう一つは、競技者自身の「こころ」の中で行われる試合(インナー・ゲーム)である。そして、アウター・ゲームを制するためには、インナー・ゲームに制する必要があるとした。

(感想)
 コーチングはクライアントの成長の最大化を狙う営みであるが、ICFの定義をみるとクライアントの関係性にフォーカスしていることがわかる。関係性に始まり関係性に終始するのだと思う。相手のことを成長してあげたいという思いを持つのは良いが、それを想いすぎてしまうあまり求めていないアドバイスをしてしまっては関係性が崩れてしまう。あくまで大事なのは、クライアントとの関係性構築であることを忘れてはならない。教師もまずは子どもとの関係構築が大事だと言われる。その部分では似ているところがあるのだと思う。(これが最も難しいのだが笑)
 ガルウェイのテニスプレイヤーは同時に2試合しているという考え方は興味深かった。僕は学生時代試合になるとエラーばかりしていた。緊張と不安から普段の動きが全くできないでいた。あの時も僕はインナー・ゲームで既に負けていたのだろう。。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?