心配性で真面目な母

千鳥の大悟がMCを務める「酒のツマミになる話」では、サブMCとともに毎回4人程度のタレントを呼び、それぞれが話題を提供するトーク番組だ。6月14日放送分はフットボールアワーがサブMCを務め、ゲストに関根勤、小瀧望、神田愛花、高比良くるまが登場した。

WEST.の小瀧望は親の過保護について話した。彼の両親はかなりの心配性で、焼き鳥屋で外のトイレに行こうと席を立つとき、母がトイレまで付いてくるらしい。また、車の免許を取るのにも、同伴を断ったにも関わらず母が付いてきたそうだ。

私の母もかなりの心配性である。私がふらっと散歩に行こうとしているときにも、「どこ行くの?」「何時に帰ってくるの?」と聞いてくる。私はもう成人しているというのに。

この前、運転免許を取り立ての私が練習を兼ねて車を運転をしてきたのだが、無事に帰ってくるなり「あー心配した」と胸を撫で下ろしていた。実は運転中、車のカギについていたキーホルダーをうっかり壊してしまった。それは母が大事にしていたものだったので、怒られるかなと思いながらそのことを言うと、「そんなのいい」と言ってくれた。これに関しては母が心配性で良かった。

また、母は真面目すぎる部分もある。私が小学生の頃、アニメ「イナズマイレブン」が流行っていたのだが、母に見るのを禁止されていた。当時私は野球を習っており、母曰くその野球に集中してほしかったという。別にイナズマイレブンを見て野球が疎かにはならないだろうに。私は仕方なく、アニメ「メジャー」を見るようにしていた。

ここまで私の母親について述べてきた。心配性すぎてめんどくさいこと、真面目すぎるあまり、やや偏ったしつけをするときがあること。しかし、いずれもそこに、私を応援してくれている気持ちがある。私は愛されていたのだなと一人暮らしを始めてから気が付いた。ありがとうございます。

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