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ガンジガメラ


ガンジガメラとは、

「なにかに縛られて、身動きが取れない様」


きょうは、おいしいおでん屋さんに
いきました。

3月だというのに、

「2月より寒いな」

と帰り道に横を通り過ぎる
にいちゃんがいうくらい寒かった。
ので、おでんがよく、あいます。

お店に着くと、
店内入り口におでん。
みてるだけであたたまる。

けして広くはない店内で、
かばん(リュック)を
いつものようにイスにかけようとしたら、
店員さんが


「こちらにどうぞ」
と、かごを用意してくれました。


ここまでは、
最近の居酒屋さんでは良くある話。

そのあと

「かばん落としてしまう可能性があるんで」


と。


よくあるのは

「お料理運ぶときに、あたってしまうんで」

ときに
「通路の邪魔になるんで」

だったりします。

つまり、お店側の視点。

それが、
「かばんが下に落ちちゃうとやだ」
という。
「お客さんにとっていやなこと」
視点。

だったんですよね。

そう言われると、思わず
椅子の背中にかけるのやめとこって
なりました。


特別に感動したとか、
そういうことじゃないんですけど。
そのあとの2、3時間のおでんは、
おいしく思えます。


もしお店の接客マニュアルで、
「椅子の背には荷物掛けさせない」
だったり、
「通りの妨げになると伝える」
だったら。


そんな、
ガンジガメラなマニュアルなら
こうはならなかったかも。


ちなみに、
ガンジガメラとは、
おでんを共に食べた人の言葉で、
正しくは、

雁字搦めです。
(がんじがらめ。漢字でかいてもなかなか、
いかつい)


会社にいると、
ふと

ガンジガメラなことに
陥ります。

そのことにさえ、気づいていないことも
あります。

そんなに気はつかわなくて
本来はいいはずなのに。

マニュアルはないけど、
マニュアルがまるであるかのような
なにかのバイアスにかかった
立ち居振る舞い。

ありませんか。

もう、
自分らしく歩むことを忘れたような。

そしてそれは、
人からの指示ではなく

じぶんでじぶんを、

ガンジガメラしているー。

という。


noteを書くときでさえ、
なにかのバイアス
ガンジガメラがあらわれます。

解き放ちたい、そのバイアス。


そんなふうに、
自分をメタ認知したときに、


自然体で書ける瞬間があります。


今日もお読みいただきありがとうございます

おでんは出汁で食べるもの
という雁字搦めははずして、

味噌で食べるおでんはほんとうおいしかった
です。

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