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「その後(あと)」の所作


子供のサッカーの試合。
コーチの声を聞いてると、

「切り替え切り替え!」
(攻守の切り替えが大事)

の次によく言ってたのが

「その後(あと)!」



ボールを取られた「後!」
すぐに取り返す。


バスを出した「後!」
ゴールに向かう動き。


点をとられた「後!」
気持ち切り替えて点をとりにいく。


のが大事。

(と、サッカー素人ですがそんな、ふうに
 受け取りました)

逆に言えば何度も
そこを繰り返しコーチが言うってことは、

「その後(あと)は、抜けがち」

なんだろうなと。

ボールを取られたら
「やってしもた」と下を向く瞬間がある。

パスを出したら
「あとは頼んだ」と、ばかりに足が止まる。

点を取られたら
「凹む」。負けるかもと消極的になる。


サッカーにかぎらず、
どんなスポーツも。

仕事でも同じ。

ミスをした
叱られた
〇〇に負けた


「その後(あと)」
どう気持ちを切り替えるか。


もっといえば、

直後の動作。

そして、
気持ちをどうコントロールするか?
よりも
動作、所作をどうとるか?
の方が「先」のように思いました。

気持ちが下を向くときって、
顔も下を向きがち。


気持ちを上向かせるには、
顔を上に上げる。

声を上げる。

「切り替えていこう」という声も、
そんな所作の一つ。


他チームのあるコーチが
試合前にこんなふうに言っていました

サッカーは一人でやるものではない
チームでやるもの

頼られる男になる
信頼される男になる

サッカーとは、そういうもの

人生訓のような、
かっこいいこと言われてるなあ、
と聞き耳たてるかのようにして、
聞き惚れてしまいました。

「ここぞの場面」
で、点をとってくれる、ということに
限らず

「何かがおきた、その後」「その直後」
にどんな変化を起こしてくれるか

そこに差があり
頼られる人になるかの差が生まれる。

noteを書いた後。
スキやフォロワーさんの反応。
一喜一憂。

「その後」を楽しむ。


きょうもお読みいただき
ありがとうございます。

noteも、ひとりでやってるもの、
ではないんですよね。
どこか、チーム、のような。

頼られる男に。

それにしてもコーチの一言、
かっこよかったなあ。

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