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梅仕事(2023)〜前編〜

5月下旬

5月初旬で昨年作った梅干しが底をついた。
困った。
毎日、朝晩みそ汁に投入して食してたいので何となく物足りなさを感じた。
「早く梅干しを作りたい!」
けど、一体いつ頃が梅収穫の時期だろうか?
と、昨年カレンダーメモを見返してみる。(覚えてなかった…)
5月末頃に製作開始とな。

梅の木もコロコロと実を落としていたので、これ以上の落下は勿体無い…
そして、完熟梅より青梅派。
果物も梅も、熟れた軟らかいモノよりも硬いのが好み。
(菓子作り砂糖代用バナナは別)
なので、そろそろ収穫開始・・・しようと思っていたら、ご近所さんの収穫作業を目撃!
そして、そこで初めて「小梅」の存在を知る。
子供の頃、唯一食せていた「カリカリ小梅」と好きだった飴「小梅ちゃん」を思い出す。

そうだよね、そりゃ「小梅」があるから「小梅のカリカリ梅干し」が存在したんだよね、と自分の変な感情と少し向き合う。
梅収穫を終えたご近所さんと雑談しながら、今度はジャガイモ収穫へと突入。
試しに掘ってみると、いいジャガイモがゴロゴロ。
んで、優しさに甘え、ジャガイモを頂いて帰る。

その後、自宅の梅の木の梅収穫作業へ。
毎年恒例作業ではあるけど、何とも収穫しずらい、、、
梅の木の生っている場所が1番の問題だが、昨年の中途半端な剪定も問題ありか。
狭い場所に生っているので、梅の木も枝を伸ばしづらそうな感じ。
そして収穫量は、昨年よりも減。

が、また救世主現る!
先程の、ご近所さんだ✨
家に持ち帰ったが、また次収穫したのを漬けるから「あげる」との事。
なんと、お優しい人。
(畑作業中良きタイミングで声掛けをしてくれ、元気をくれるお方)
再度、有り難く頂戴し「よし!カリカリ小梅の梅干しを作ろう!」と決意。

青梅、昨年は1日水漬けしてたけど今回はせず…問題ないかな?
順調に「梅酢」出来てるけど、青梅はもしかして(塩)足りてない??

「カリカリ小梅」を作る場合、塩漬けするのと同時に“ 卵の殻 ”を投入すべきだったのだけど、投入したのは3日後くらい。
(「小梅」画像では、下に「卵の殻入りパック」的なモノがは入っています)
実は、丁度数日前に畑用に砕いて外へ持ち出したばかりだったのです。
なので、すぐに卵料理を作れば「殻」なんぞは用意できたけど、そんな時に限って作り置き“ おかず ”がたんまりあるw
慌てる事も流れに背く事もせず、“ おかず ”を完食した後に「卵の殻」を用意。

「カリカリ小梅干し」に投入する「卵の殻」作り方
 卵の殻を洗い、薄皮もキレイに取る
 煮沸消毒をし、よく乾燥させる
 粗砕きにし、だし・茶用のパックへ入れる
 小梅瓶へ投入(または袋へ投入)
 (自分は「小梅」へ追加する際に、ホワイトリカーに浸した後投入)

けど、既に塩漬けして3日程経過していたので「小梅」も少々しんなり。
それ以上の“ しんなり ”は防げた感じはするけど、「カリカリ」を目指すには遅かった様子。
来年また「小梅」を頂く機会があれば、再挑戦してみよう。

あ、ちなみに「小梅」の半分は“梅干し”に、もう半分は“梅シロップ”に。

既に、小瓶は完食済み😋

氷砂糖ではなく、三温糖を使用。
水や肌寒い時はお湯で割って、小梅を3〜4個入れジュース作り。
飲みながら、または飲み終わった後の「シロップ小梅」は“ カリやわ ”で噛むと酸っぱさが出るものの、その後の甘みでとても癖になる味。

今回は「梅シロップ」分の梅がなかったので、今年は「小梅シロップ」で楽しむとするか〜

6月中旬

と、残念に思いながらも(仕方ないよな、、、)と諦めていた頃。

またもや今年も、更なる 救世主 現るる!!

買い物から帰宅したら、お隣のおばちゃんからお声掛けが
「梅収穫して余ったから、残ったの取っていいよ」と。
「!!え!!いいの!?やったーー!!ありがとう!いただきます!!」
という事で、急遽予定変更。
急いで畑作業を終わらせ、天候もどんよりお空と時々小雨。
夕方〜雨かも予報。

取り掛かれたのは結構遅くなったけど、おばちゃんも収穫を手伝ってくれ無事夕方前までには終了。
それが、すごい量だったんですよ。
自分が用意したバケツ1+おばちゃん家のかご1。
カゴをお返しする為に、自宅のカゴに移し替えたのが、、、↓↓こちら。

量にして、え…20kg近くあったかな??

何といっても、1粒の大きさが半端ない!
こんな大きな梅見たことないかもってくらい、5cm位の大玉。
通常の梅の大きさが3cm位と思うので、収穫も結構大変だった)))
おばちゃんに手伝わせてしまったけど、手伝ってくれてすごく助かった。
そして、疲れたけど何だか楽しかった♪

実は、5月末?か6月入ったくらいに、声掛けはしていたのです。
「梅余れば頂きたいなぁ〜」と。
そうこうしている内に、梅雨に入り梅に少しカビも来ていたので
(もう収穫もしないのかな?収穫しても遅いのかな…)
と、諦め忘れかけていた時に天の声。

本当、有難い事です。
毎度、毎度、頂いて助けて貰うてばかりです😅感謝しかない。
収穫した日は、収穫だけで疲れてしまい漬けの下準備は明日とし終了。

まぁ大変、下準備

熟れているので水漬けの必要はないのだけど、よく洗いよく乾燥させる事が大事と判断。(木の後ろの方の梅にカビが出ていたので)
洗う前に、ヘタとりながら選別(カビ臭い物の取り除きを兼ね)
これがまぁ、大変。
ヘタ取るのも、多量なので時間かかる。
選別も、「梅干し用」と「梅シロップ用」に分け、洗浄+乾燥へ。

「梅シロップ用」も →  【炊飯器仕込み】と【瓶漬け仕込み】の2種へ。
【炊飯器仕込み】 →  時短(漬け込み瓶が足りないのと、冷凍保存用)
【瓶漬け仕込み】 →  じっくり抽出(7〜8月の猛暑用+お裾分け用)

【瓶仕込み】は、氷砂糖使用(画像は仕込んで2日後)
手前のは三温糖使用の【炊飯器仕込み】(第一弾)
【炊飯器仕込み】(第二弾)氷砂糖使用

画像2枚目の説明
 デカペットボトル(原液) →  冷凍用
 500ペットボトル(水割り)→  冷凍用(暑い日の作業用)
 メープルボトル(原液)  →   冷蔵用(日頃飲料用+客人用)

つか、メープルボトル使い勝手がいい!!グレイトです!!
蓋部が回して取り外し可能なので、洗浄も消毒も容易!!

水割りは冷凍すると凍りますが、原液は凍りません。
というか、完全には凍らないといった方が正しいですかね。
ご興味がある方は、詳細を調べてみては。

【炊飯器仕込み】の梅シロップは2日掛けて製作。
1日目、三温糖使用のやつ(12時間保温でも溶けてなかった、途中混ぜ大事)
2日目、氷砂糖使用のやつ(前日梅乾燥中買出、夕方だったせいもあり売切続出)
氷砂糖は全溶けが早かった印象あり。(バタバタしてて時間覚えてない汗)

そして、即席【炊飯器仕込み】梅シロップの梅は、、、↓↓こちら。

左の瓶詰めは、冷蔵で常食用(三温糖使用)
右の袋詰めは、冷凍で保存用(氷砂糖使用)

冷蔵の三温糖使用のシロップ漬けの梅を食したら、見ての通り「小梅」とは違い原形を留めていない状態。
が、味は酸っぱ甘くて美味しい。
酸っぱいのが苦手な人には向いていないかもですが、自分は“酸っぱ”好きなので好みです。

昨年同様ジャム作りも候補に挙げたのですが、もう、多量の梅を早く処理する事が先でそんな余裕もなく、そのまま食してもGOOD!となったので、これで完了。
その内、時間に余裕ができれば【お菓子・パン作り】に使おうと企んでます。

肝心の「梅干し」

そして、「梅シロップ」製作を並行しながらの「梅漬け」作業。
こんな多量に漬けるのは初。
なので、少々不安もあり。
更には、初のタル使用。(倉庫片付け時に発見!してキレイにして保管してた)

とにかく、手順は何ら昨年と変わりはないので分量だけ(特に塩)間違わん様に慎重に作業。
梅乾燥時にゲットしに行った「漬物用ポリ袋」を使用。
樽内に広げ、その中に梅と塩を入れていく。
思った以上に入ったので、上手くいくかドキドキしながらも楽しみに閉じ作業。

重石乗せなくてもいいんだけど、せっかく昨年購入したので使用

梅量は、7kg
塩量は、1400g
画像は、漬けて2日後。
きちんと「梅酢」上がってきてます。

後は、うちの「赤しそ」が順調に育ってくれれば…購入せずに済む。
けど、ちょっと難しいかもしらん。
昨年も間に合わず、結局購入。
そして、今年も5月下旬に漬けた「先梅干し」分は購入処理投入済み。

赤しそについては、毎年畑に勝手にあちこち生えてくるので、一応空いてる箇所に移動させて成長を見守ってはいるものの、特に何も手を加えていない…
だからか?他の作物と比べると成長は鈍い。
今度、空いてるマルチとかもう少し良い場所に移植しようかな。

とまぁ、2023年の【梅仕事】前編は、ここまで。
何だか、量が多過ぎて少々ビビり気味で「土用丑の日」を待つことに。
また数ヶ月後に(後編)を投稿します。

それでは、また!

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