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田植え作業に喜ぶ鳥達

どんより雨降りでも田植え作業

先日、いよいよ田植え作業が開始された。
自宅前の田んぼ一面の耕耘が開始され、水が溜まってゆく。
屋根付きのどでかい機械を使用しているからなのか?この梅雨時期を狙ってなのか?自分が作業をする訳ではないので、よく分かっていない。
田をお貸しして、毎年お米を作ってもらっている。
冬〜春は麦、夏〜秋に稲という二毛作。

ありがたい。
地区内でご自分で田をされている方はごく少数。
ほとんどの方が、自分と同じ様に田を貸しお米を作ってもらっている。
放棄地にならず稲や野菜作りに使用してもらえる事は、本当に有難い事です。
そして、そんな田植え作業時期が梅雨時。
ただ、同じ町内でも早く田植えが終了している所もあれば、遅い場所もある。
町内と言っても海沿いと山沿いとあり、農家さんや個人など、田植えをする人によっても時期に多少違いが出るのかも。

雨の日は、最盛期やよほどの事がない限り自分は畑作業はお休み。
なるべく雨の日は圃場に入らない様にしている。
なので、雨の日に買い物や外用をすることが多い。
この日も昼頃外出。
朝から雨が降ったり止んだりを繰り返していた。
外では朝から「ゴウン))ゴウン))」と機械音がし、雨が降り頻る中でもお構いなしに作業は続行されて行く。
『雨の中、お疲れさまです』と思いながら、車を出す。

いつだったか…麦作の時か?稲作の時か?記憶は定かではないが、雨のみならず酷い雷鳴時の作業があった。
自分も作業中だった様な記憶があるけど、みるみる内に空色も雷鳴も異様な雰囲気となってきたので、ヤバいと思い作業を止めた、、、時があった記憶。
それでも田の作業は続行されていたので、『大丈夫だろうか…早く止めた方が…』と勝手に心配していた記憶。
しばらくして降雨も雷鳴も酷くなり作業を中断されたので、ホッと一安心した記憶。
雷はオヤジよりも怖いからね、十分気を付けないと。

飯待つツバメ

話は戻って、用事を済ませ帰宅したところ。。。

「何なに!!??皆ご飯待ってんの??っw」

と、思わず微笑ましくも吹き出してしまったのが、タイトル画像。
どんより天気で小雨だったかな?雨止んでたかな?
本当はもっと接近して撮りたかったけど、近づいたらやっぱ数羽逃げた。
なので、タイトル画像は “人が近寄っても逃げるどころか、それよか早よ飯勢”
そして、ツバメです。
全羽ツバメです。
もっと奥にまだ数羽いました。

「早よ飯」ってどゆこと?
とお思いのお方もおられるかもしれませんので、簡単にご説明。
田畑を耕すと土中なんぞにいる虫が土上に出てくるんですね。
それを目当てに、鳥が集まってくるのです。(電柱上にカラスもいたよ)
サギなんかはもう強者というか常連というか、機械の後ろを付いて歩くやつもいます。
堂々と横や前にいるやつもいる程w(ほんと見かける限りでは、楽しい♪)
作業されている方がどうお感じなのかは分からんけど。

鳥の名は

昨年(2022年2月下旬)家庭菜園のじゃがいも栽培のため土を耕していたら、何とも可愛らしい鳥が来訪。
冬ということもあり?ふくふくとして本当に愛らしいお姿。
なんちゅ〜鳥ですかね?
茶色いけど、目の周りが白い様に見えるので“メジロ”ですかね?知らんけど…
出てきたイモ虫をポイっと投げたら、食べに行くんです!

「え!!??」
と、驚きましたよ…まさか…鳥が…そんなことする?してくれるん!!!と。
面白くて、楽しくて、たまらんくて。
イモ虫にしたらいい迷惑。
でも、そんなん関係ねぇ〜〜!そんなん関係ねぇ〜!!ハイ、もっと食べて!!
(字余り)
そして、あげ続ける事6〜7回?(定かではない、けど10もいかない数)

“虫喰い”と名付けたふくふく鳥は、『はよ、はよ、はよ、』と言わんばかり。
「いや、もうないって」
という感じで餌やり終了。
作業しながら「動画撮ればよかったかな…」と思い、ちょっとまたあるかもと思いスマホ取りに行き、しばらくしての画像が↓

動画のベストショットを切り抜いたので、ちょい見辛いかも

とても不思議で日常ではなかなか味わえない、貴重な体験でした。

そして、同年(2022年2月中旬)の畑耕耘時に二羽の番…かな?
よく見かける鳥です。
名前は知らない。

これも動画のベストショット切り抜きのため、見辛い感…

しばらく畑内をチョコチョコ移動してツンツクしてました。
冬場は余裕があったので、動画撮影。(夏場はほぼ余裕ないと思う、暑いし…)
何だか、野菜作りを始めて思ったのが、、、
「図鑑ほしいな〜」でした。

野菜以外で、鳥や花や草木や動物、苦手でも虫も…気になる時あるな。
ネットで簡単に調べられるご時世だけども、自分的には“図鑑”は本がいい。
しかも、どデカい本ではなくコンパクトポッケサイズの“図鑑”
子供の頃“海洋生物図鑑”みたいなものを購入し、海の生き物を見てた。
その時初めて世界最大の哺乳類『シロナガスクジラ』を知り、感動した。
そういえば、物置片付け時にその“図鑑”発見した様な、、、

田んぼに不可欠

用水路のお話。

田はお貸ししていても、田に必要な“用水路”の掃除や草刈り作業が5月頃〜冬前まで地区内で行われる。
特に、この7月は毎週の様に週末作業がある。
強制ではないが、人手が多いに越した事はない。
草刈りだったり、溝内の石上げだったり、結構な重労働。
地区内の行事に参加する様になり、少しずつ少しずつ分かっていく。
田は目の前にあるのに、用水路の出発点(掃除開始場所)が歩いて20分強。
しかも、平坦で見渡しの良い場所ばかりではなく、どちらかというと傾斜があったり草木の入り組んだ場所だったり、少々深かったり。
草刈り作業は本当に危険と重労働。
皆が草刈機使用ではなく、溝に落ちた草や石を取り除くのにフォークやスコップ・溝浚え等を持参したり、ちょっとした草や残りを刈るのに鎌もあると便利。

以上は、地区内皆で作業するお話。

もう1カ所、限られたメンバーのみが参加する“用水路掃除”がある。
なんと、自分もそのメンバーである。
限定メンバーに選ばれた理由は、離れた場所に田を持っておりその田で使用する別の用水路があるという。
これまた歩きでは更に遠く、車で行けば5〜6分位かな…
そして、前談の用水路は外は外でも見開けており上は空が見える開放感あり。
がしかし、この“限定メンバー用水路掃除”の用水路は、車を停め川を渡り川沿いの山沿いの半分程が洞窟で、しかもコウモリ付き。
頭にヘッドライトとヘルメットを装着し、万全な態勢の方もおられる。
この用水路での草刈りはほぼなく、主に水路の石出し。
こちらもかなりの重労働であり、年2回行われる。

今年既に1回目の作業は終了しており、近々2回目の作業が決行される予定。
今年初めて終点(水路の一応終わり箇所)まで行き、コウモリにタックルされ、増水で入り込んだのか?魚を救出し(たと思う)、途中危うい箇所のある天井と側面を通り、限られたメンバーでの1回目の作業を完了した。

しんどいし、コウモリのいる洞窟水路は体調に悪そうだけど、昔の先人達がこの洞窟を掘ったのかと思うと恐ろしさと凄まじさを感じる場所だった。
そして、洞窟を抜けても山から伸びる大木の枝に覆われ、簡単には大空を望めない水路。
だが、何故か恐怖よりも木々や山の土の匂い、川の流れる音や鳥の声、石の苔や草花に癒されている気がする。
のは、自分だけだろうか…
もちろん積極的に参加したい訳でもなく、作業がない方が疲れなくていいし嬉しいのだけれど。

まあ、とにかく皆が無事に作業を完了させる事ができれば言う事はないですけどね。
今月も、無理せずやってこ。

それでは、また!

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