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ピザ作り

冷凍生地

いつもピザを作る時は、だいたい常備保存している冷凍生地を使用する。
前回の「パン作り(2023)後編-part2-」で冷凍生地を使用したピザのアレンジを紹介した。

その中で、耳部分の“焦げ“について少し自論を述べたのだが、どうやら具材どうこうよりも生地の“広げ方“と焼成時の“温度”が重要だった様子。
オススメに上がってきたYouTube動画で気になるものを発見し、視聴。
これは、視聴後に理解した結果の答えだった。

たまたま炊きご飯のストックがなくなっており、冷凍ピザ生地を解凍していたので視聴した作り方と焼き方を実践してみた。

広げ方

今までとりあえず耳を作る様な感じで、外側を少し厚く残せばいいや程度で広げていた生地。
だがそうではなかった。
真ん中から外側へガスを移動させる様にゆっくりと広げていく。パンパンとガスを潰す様にして広げると、結果耳がふんわりと焼き上がらない。
ただ、カリカチな耳が好みの方はガス抜きで広げていく方法でも問題ないかも。

大きさは生地の量にもよるし、厚めの生地が良い人はあまり広げ過ぎずに生地に厚みを持たせると良いのかもしれない。
カリカリ食感が好みの人は少々難しくはなると思うが、できる範囲で薄めに生地を伸ばし焼き上げるのが良いと思う。

生地が完成したら好みの具材をトッピングして、いよいよ焼き上げだ!
本当はお手本通り“マルゲリータ“に仕上げたい所だが、いかんせんモッツァレラもバジルもない。
しかし、そこはピザの良いところ!具材は何でもOKであり、だいたい何でも美味しく食せる。
自分がピザを好む理由の1つでもある。

焼成方法

視聴した焼き方を実践。
今までは、オーブントースターで焼き上げていたピザ。↑以前の投稿画像を見ていただければ、違いは一目瞭然だと思う。

前回同様の生地を使用し、前回同様の具材で焼き上げた
「スライス大根とネギのピッツァ」

何とも言えない良い具合の焼き加減!
耳部分に卵液を塗布したわけでもなく、生地内容も前回同様のもの。
広げ方と焼き方を変えただけで、この出来の違い。すごい!!と思わず感動!!
食感も、パリもちといった歯応えで実に美味しかった。
前回のものはどちらかというともちもち感の方が強かったが、今回はパリパリ感もカリカリ感も噛む場所によって感じられた。

そして、肝心の焼き方。
それが、グリルの使用。
自分は魚焼きグリルを使用し、焼成時間は2〜3分程。
あっという間に美味しいピザの完成だ!本当にビックリしたし、感動ものだった。
もちろんオーブントースターでも問題なく作れる。(動画はトースター使用)

要は、最高温度で短時間で焼き上げることが重要らしい。
更に動画内では、トースター(自分はグリル使用)前の一手間でフライパンで底面にある程度焼き色を付けてからトースター(またはグリル)へ投入していた。
その方が底面も綺麗に焼き色が付くみたいだ。

自分は実のところ、めんどくてフライパンは使用せずダイレクトにグリルで焼成。
その際にアルミを敷いて焼いたのだが、焼き上がり後アルミが底にくっついてしまい少々剥がすのに苦労した。
なので、やっぱりフライパンで少し焼いてからグリルの方が良かったかなと思ったが、アルミにオイルを敷いて生地を乗せたら大丈夫だったかもな、とも思った。
アルミ+クッキングシートでも良かったかもしれない。
いや、生地を広げる際に粉を使用しなかったのでくっつきやすい生地になっていたのかも、、、

とにかく、この作り方は是非是非!オススメなので試してもらいたい。
肝心の参考動画は、、、

マルコさんの人柄も伺え、とても丁寧に説明されているので分かりやすい。
10分程の動画というのも短時間で視聴しやすく有難い。
粉に関しては専用というか指定の粉を使用とあるので、少々ハードルが高い様に感じるかもしれないが、粉と塩とイーストのたった3つの材料のみでこんな美味しそうなピザが作れるのなら良いと思う。

パンやピザをよく作っている人であれば、おそらく指定の粉を使用せずとも通常使用の粉や自分の好みの粉を使用し、良い具合に作れるのでは?
だって、自分が作ったピザはそもそも同じ材料で生地を作っていないから。
それでもあんなにふんわりした耳と良い感じの焦げも追加され、美味しく完成出来たのだから。

いつも自分が作っている生地で作ってみても問題ないかと思っています。
もしかしたら、指定の粉を使用し分量通りの材料と作り方でやれば、もっと美味しいピッツァに仕上げる事が可能なのかも。

是非、お試しあれ!

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