見出し画像

お菓子作り(2023.12月)

毎年恒例

パンやお菓子作りを始めてから、12月に恒例となった行事があります。
それが…「クリスマスケーキ」を製作すること。
2022年までは、ただただ自分のためだけの自分による自分だけのクリスマスケーキを作っていたわけですが、2023年はついに決めました。

甥っ子・姪っ子たちのために作ると!

2022年に甥っ子・姪っ子たち用に予約して購入したケーキが、受取時チラシを見て注文した自分のイメージと全く違い驚愕した苦い思い出が浮上。
あまりの違いに店頭でかなりテンパリ少々自分の思いを伝えるも、そりゃ店側としてはこんな超極スーパーウルトラ繁忙期の真っ最中に、そんな事を今更言われても、、、という対応。

ごもっともです。
勘違いをしよくチラシを熟読せず画像も要確認せず、注文した自分の落ち度。
ケーキ屋で働いていた友人がいるので、クリスマス時期の忙しさが半端ない事は知っているつもりです。なので、後々反省しました。
そんなこんなもあったり関係なかったりで、自分で作ることに。

さてさて、何だかんだと材料の準備を済ませ、いざ製作へ。

クッキー作り

まず、お飾り用のためのクッキー作り。
いつもの星型と今回はセリアで購入した恐竜型も加えて製作。
味は、プレーンと抹茶と大人のミロを混ぜた3種。
型抜き後には、余った生地で丸型を作り自分のおやつ用に。

本当は、プレーンのみ製作してチョココーティングにしようかと思っていたけど、急遽色付けに変更。
ココアを購入していなかったので、これまたいつもの“大人のミロ”で対応。
抹茶は少々苦味を感じる味ではあったものの、クリームやケーキと食べたり、子供が好まなくても親が好んで食べてくれるかな?とも思ったので、ちょっぴり大人用として追加。

抹茶も大人ミロも、全てを別々に製作したわけではなくプレーン生地を三等分にし粉を追加で混ぜ込んだので、少々まだら感あり。
でも、これもまた味があって良しとしました。

これで「クッキー」は完成。

生地作り

まず、ケーキ作りで重要な生地を作る。

実は、生地作りに関しては“共立て”よりも“別立て”派。
 共立て:卵黄と卵白を一緒に混ぜ合わせる方法
 別立て:卵黄と卵白を別々に混ぜ、後に一緒に混ぜ合わせる方法

でも、今回は“共立て”方法で生地作りにチャレンジ。
持って行く前日に生地を仕上げ(生地1日冷蔵)、当日に余裕を持ってケーキを完成させ、少々冷蔵で寝かせ馴染ませてから渡すという作戦。
順調に事は運んでいた。生地をいざ焼くぞ、という瞬間までは、、、

やらかした。

底の抜けるケーキ型にシートを敷き、そこへ生地を流し入れ、焼き上げる。
生地を流し入れたまでは良かった、その後、悲劇が起きた。
生地を入れた丸型を天板へ乗せようと持ち上げ移動させる時に、やってもうた。
底が抜ける型の“底”へ指を入れ込んでしまった。(←ここが反省点①)
普段、滅多に底の抜けるケーキ型でケーキを作る事がない。扱いに不慣れだった。

ダラダラダラ〜〜〜〜〜と、生地が底から流れ落ちた。
極僅か遅れ「ぅわーーーーーーーーーー!!!」と声が出た。

一瞬、何がどうなってそうなったのか??ほんの一瞬だけ(???)だった。
が、すぐに理解。
慌てて底から指を離し、底面を平らに戻す。
一旦、半分程になってしまった生地の入る型を台に置き、落ち着くために一呼吸。
溜め息も出る、水や米を落としたのとはわけが違う。

オーブンやレンジの扉部分にも、もちろん床にも台にも生地が落ち広がっていた。
そして思った。何でレンジの扉開けてたん!?と。
真っ先に片付けの事が頭に浮かび、手順を想像。少々げんなりするも、すぐに可笑しくなって(これを画像として残しnote投稿時に載せるか?)とも思ったが、片付けの事を考えると面倒になりやめた。
それよりも、時間がなかった。余裕を持って作り始めたつもりだったが、区の出事の時間が迫っていた。
15分程遅れている時計を見て、瞬時に判断。迷っている時間はない。今すぐ取り掛かろう。

再度、生地作りを開始。まだ、ギリ間に合う。

生地作りの前に、まず片付け。落ちた生地を拭き取り、特にオーブンやレンジの扉部の隙間に入り込んだ生地を入念にそしてスピーディーに綺麗にしていった。
残った生地をパウンド型へ移し替え、それをとりあえず焼成。
その間に、残りの箇所を綺麗に拭き上げ、床は雑巾掛け後、ウェットシートで仕上げ。その後、洗い物を片付ける。

新たなボールと材料を用意し、生地を作り直す。卵が冷え冷えだった。温めもしなかった。(←ここが反省点②)
とにかくどうにか生地を焼き上げ、少々出来は良くなかった感が否めないが、その後区の出事へ参加。

戻るや否や、続きを再開。
まずは、粗熱取り後のもう冷え冷えの生地を冷蔵庫へ。(←ここが反省点③)
そして、洗い物等の片付け。
(この後に冷蔵していたクッキー生地を焼き上げながら、いちごも洗い十分に水切りしカット等準備。)

この日は午前中も昼まで区の出事に参加しており夕方からも出事ありで、ようやくひと段落した夜遅くにガッツリ夕飯。
ケーキ作りの下準備(クッキー・生地作り)中は、終始ガンガンにクリスマスソングをかけ、ノリノリのハイテンションで製作。
側から見ればとても痛々しく感じられ少々引かれる光景かと思いますが、至って本人は心底楽しんでクリスマスを堪能しながら製作をしていましたので、ご心配なくw

ぼっちでも何故か浮かれるクリスマス♪

クリスマスケーキ作り

いざ、本番。25日当日を迎えた。

まず、クリームの準備。ホワイトとチョコの2種。
表面はホワイトで、サンド用にチョコクリーム。何だか思った具合の出来にならなかった感が強いが、とりあえず冷蔵で出待ち。
クッキーにはチョコペンやチョココーティングで飾りを施す。(チョコペンは扱いづらい…)

それから昨日作った生地をカット。何度やっても難しい。あまり上手くいかない。
そして、生地自体も大成功していなかったので、少々不安を覚えながら仕上げに取り掛かる。(膨らみが足りなかったので、昨晩もう1台生地追加製作)

ケーキ作りに使用する回転台は持っていなかったが、何か知らんが小さい回転台があったのでその上に板を置き、まずはクリームやイチゴをサンドしていく。
周りにクリームの下地をした時点で、大きな紙皿にケーキを移し替え、再度回転台へ乗せ仕上げていく。

実はこの日、一旦仕上げたケーキを冷蔵庫へ寝かし、追加買い出しに走った。
「シャンメリー買い忘れた!」
ケーキ仕上げ後には、最近習得したピザの焼き立てを持って行く作戦だったのだ。
渡し時間は下がる、どうする?
最近は迷ったら、考え悩む前に「行動」と決めている。なので、買いに出た。

最初の店、売り切れ。次の店、残り数本あり。良かったと安堵。興味あるか知らんが、仮面ライダーのシャンメリーと前の店で少々お安い小ぶりのブドウを購入。
ブドウは予定外だったが、甥っ子も大好きなブドウをトッピングに追加だ!

帰宅後に、準備していたピザ生地にトッピングをし焼成。
その間に、ブドウを洗い水気を切りまくり再度ケーキをトッピングし直す。

完成した。
2023年の『クリスマスケーキ』2種。

上のケーキがお渡し用
下画像左:奥の長方形スポンジは溢れ生地の余りで作ったもの(現在冷凍中)

お渡し品は、後日甥っ子と一緒にケーキ断面の画像を送ってもらいました。

これはその時の画像の一部(上部は少々食べた後の様子)

思っていたよりイチゴが見当たらないけど、クリーム自体は綺麗にサンドされていた事に一安心。
味も美味しかったと感想をもらえ、安堵でした。
余り物クリスマスケーキの自分用も、十分美味しかったです。
ただ、追加で購入したブドウは大失敗。苦情は来ていないものの、小さい粒なのに種だらけで全然食べた気になれず残念でした。
余ったブドウをあげなくて良かった。種無しを食べなれているせいですかね。

ピザ

子供が食べるので、トマトベースというよりはトマトケチャップベースで甘さを出し、ミニウインナーとスクランブルエッグにマヨとチーズで焼き上げ。
仕上げは、少々匂いや独特な味に子供は嫌がるかもしれないけど、パセリを散らし完成。

上:お渡ししたピぜ
下:自分用大人ピリ辛ピザ

お渡しピザは、少々耳が大き過ぎた感ありますね。ちょっと気合い入り過ぎw
自分用は、後日製作。
いただいたインドトマトにベトナム唐辛子のオリーブオイル漬けと黒胡椒を混ぜトマトソースとし、後のトッピングなどは同じ。
美味しく仕上がりました。

注力した場面

それは、ケーキを現地まで届けること。

ちょうどその頃話題になっていた“崩れたケーキ”のニュース。他人事ではないと思いました。車で10分もかからない距離に届けるにしても、途中で坂やカーブ・段差はもちろんあります。そして、ケーキのみならずピザもあり、運ぶのは自分1人。
ケーキを入れる箱はセリアで購入しましたが、6号サイズ(18cm型)のケーキ下に敷き箱内のケーキを軽く固定するプラ製の敷物とでもいうのでしょうか?が、なかったのです。

近場にはセリアしかなくダイソーは遠い。(いや、ダイソーにあるか知らんが)
考えた策が、フィットサイズの紙皿を使用すること。ハッキリ言って固定の意味はなさないけど、少々の安定は確保できるだろうと推測。
ピザに関してはそこまで神経質になりはしなかったものの、ケーキとの兼ね合いで少々気を遣いはしました。

何これと思うなかれ。配達時の段ボール内の様子

1、良い具合の段ボールにケーキ箱を入れ、隙間を埋めて固定
2、ケーキ箱の上に保冷剤を置き、ケーキがピザの熱にやられない様対策
3、保冷剤の上に、熱々ピザが冷めない様皿を逆さにして被せる
4、被せた皿の底にちょうど良い大きさの網を置き、その上にピザを置く
(※ ピザは紙皿に乗せ、袋に入れた状態)

そして、いざ出発!
慎重に慎重を期した。出発時から、結構な坂。慎重に慎重に、、、
田舎道でクリスマス日の夕刻時、帰宅ラッシュの17時以降は避けたかったので16時頃には出発した。車通りが少なかったのでいつもよりゆっくり走行できたのも幸いした。
こんな短距離をこんなにも緊張しドキドキしながら運転したのは、きっと初。
到着してからも、子供達のキャッキャ騒ぐ様子よりもケーキが心配で仕方なかった。子供達はケーキよりも、焼き立てのピザに喜び食い付いていた。

とにかく、ケーキの無事が判明しめちゃくちゃ安堵。
次回からは、もっと早めにきちんとした資材を仕入れておく必要があるなと思ったのでした。
そして、出発寸前まで準備しながら思っていたこと。

(これ本当に1人で運べるか?大丈夫か?何なら取りに来てもらおうか…)と。

そんなこんながありながら、2023年のクリスマスはあっという間に終わりを迎えました。
もう少し、生地もクリームもナッペも上手に出来る様になりたい…

懲りずに、また作るぞ!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?