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ソシオニクス診断結果(Ivan Romanov によるビジュアル イメージの好みに関する Socionic テスト v 1.0)

ソシオニクスの統計解析を行っているイワン=ロマノフ氏による診断。

ロシア語のページなので翻訳の必要があります。
テストの内容自体は40問の画像選択式なので、理論が全く分からなくても診断できます。

診断トップ

勘の鋭い方は表示される画像について「これはこのタイプ(あるいは機能)のイメージかも」ということぐらいは分かるかもしれません(そういう思考は診断をする上で良くないとは思いますが)。
回答からどんなデータを集計しているかは分からなかったので試してみました
結果はこちら。

EIEがいっぱい

とりあえずEIEの可能性が最も高いということは分かりました。
翻訳が正確でないのでEIEが複数いるように見えますが、上位4タイプはすべてNF型です。
他に分かることは二分法と機能について。これを見るとなんとなくFrom Over the Sea様のソシオニクス診断っぽいなという気がしますが、専門家のタイプについて書かれているページに「ロマノフ氏のテストを参考にしている」との記載がありました。

翻訳が微妙だったので、自分で調べてどんな結果だったかをまとめてみました。

ロシア語版。タイプぐらいは分かるようになってきた

【典型的プロフィール(近そうなタイプ)】ЭИЭ(EIE/ENFj):2.49
ИЭИ(IEI/INFp):2.28
ЭИИ(EII/INFj):0.73
ИЭЭ(IEE/ENFp):0.16
ЛСИ(LSI/ISTj):0.01
СЛЭ(SLE/ESTp):-0.06
СЭИ(SEI/ISFp):-0.14
ИЛИ(ILI/INTp):-0.15
ЭСЭ(ESE/ESFj):-0.28
ЭСИ(ESI/ISFj):-0.48
ИЛЭ(ILE/ENTp):-0.51
СЭЭ(SEE/ESFp):-0.58
ЛИИ(LII/INTj):-0.65
ЛИЭ(LIE/ENTj):-0.8
СЛИ(SLI/ISTp):-0.93
ЛСЭ(LSE/ESTj):-1.08

他のタイプに比べてベータNFの数値がめちゃ高いです。それに伴うのか、真逆のデルタSTも低くなってます。

【社会的特性の価値観(二分法)】
倫理性(倫理):0.52
貴族性(貴族主義):0.45
直観力(直観):0.44
陽気さ(主観主義):0.39
決断力(果敢):0.34
力学(動的):0.17
構成主義(構成主義):0.1
正しさ(プロセス):0.09
内向性(内向):0.08
探求性(?):0.07
先見性(先見):0.03
消極性(否定主義):0.01
頑固さ(?):0.01
戦略性(戦略):0.01
非合理性(非合理):0.01

二分法については「決断力」までは数値的に偏りがあると言って良いでしょう。
()内には馴染みある二分法の表記を書いているのですが、(?)については対応する二分法が分かりませんでした。
余っているのは利益/資源、質問/宣言の2つですが、下記の「外向(内向)質問/宣言」と関連があるのかな?とか思ったり。
何れにせよ数値が低いので、結果に対する影響はあまりないのかなと思います。

【社会関数の値(機能)】
ЧЭ(Fe)魅力を植え付ける:2.82
БИ(Ni)被害・危機を想像する:2.61
ЧК(外向質問)貴族の孤立:1.64
БД(内向宣言)提出の受理:1.06
БЭ(Fi)態度の暗示:0.29
ЧИ(Ne)自由を想像する/オルタナティブ:0.07
БЛ(Ti)法則の計算/法則:-0.49
ЧС(Se)力/支配の感覚:-0.56
БК(内向質問)個性の孤立:-1.24
ЧД(外向宣言)協力の受容:-1.46
БС(Si)心地よさ/ホメオスタシス(恒常性)の感覚:-2.07
ЧЛ(Te)利益/ケース計算:-2.66

各機能の横には、自分が分かりやすいように診断サイトの元ページより翻訳した意味をくっつけてみました。
「外向(内向)質問/宣言」について詳しく知らなかったので勉強になりました。
意味に関しては引用を残しておきます。

この4機能は V. L. Talanovによって便宜的に追加されたもの。
①気質(内向/外向、合理/非合理、静的/動的)
②質問宣言、
③貴族主義民主主義の組み合わせから成る4グループに分けられている。いずれも「合理性」となる。

内向質問:"белая" квестимность (БК):
合理性、内向性、静的、質問、民主主義:
(高)LIIとESI、(低)SLEとIEE:
自身の行動の正しさに対する疑念と自分自身への要求を増大させる機能。個人の価値観と個人の意志の体系化に関わる機能。また、この体系の観点から最も公平な決定を選択するために機能する。

内向宣言:"белая" деклатимность (БД):
合理性、内向性、静的、宣言、貴族主義:
(高)LSIとEII、(低)ILEとSEE:
法を遵守し、公共生活の規範を無条件に受け入れる機能。あまりそれについて考えたり、疑ったりすることなく従わなければならない、ある種の集団的な意志があるという観念。

外向質問:"чёрная" квестимность (ЧК):
合理性、外向性、動的、質問、貴族主義:
(高)EIEとLSE、(低)SEIとILI:
リーダーシップを追求する機能、急進主義、他人の意見に対する過剰な不寛容さ。自分自身と自分の行動を、他者が従わなければならない集団的意志と同一視する。

外向宣言:"чёрная" деклатимность (ЧД):
合理性、外向性、動的、宣言、民主主義:
(高)ESEとLIE、(低)IEIとSLI:
楽観主義と自信の機能。自分自身が自分の意志の所有者であるという感覚。自分の行動によって自分の周りの世界や他の人々の何かを変えることができるという自信。

https://casual-typology.blogspot.com/2023/06/statistical-analysis-of-socionics.html

翻訳の都合上結果を読み取ることが難しいですが、テスト自体は難しいことを考えなくても良いので楽しめると思います。

そういえば同じく画像選択式のソシオニクス診断として、タンジェマン氏の診断もあったなぁと思い出しました。

念の為、改めて画像選択形式の診断をやってみました。

サブタイプが以前とは違う
以前と違って非合理100%で草

結果としてはILIで以前診断した時と結果が変わりませんでしたが、サブタイプがLIIではなくIEEになっていました。
前回とは異なり50%近くあった合理性はどこかへブッ飛んでしまい、非合理100%というとんでもない結果になっております。その影響で優位性も大きく変わっています。

あくまで2つの診断を総合して自分のタイプを考えるのであればIEIの可能性が高まりますが、2つの診断は考え方が異なるため何とも言い難い所はあります。

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