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引っ越しの朝 【ポルトの暮らし】

今日は、ポルトに来てしばらくの間滞在していたアパートからの引っ越しの日。

引っ越すと言っても、次の住まいは今のアパートから歩いて5分ぐらいのところにあるので、新しい街に行く時のような高揚感はあまりないれど、新しい部屋はどんな感じだろうとか、ハウスメイトはどんな人だろうとか、少しのドキドキとワクワクでいつもより少し早めに目が覚めてしまいました。

それと同時に、明るくて心地良い今の部屋と、オーナーやハウスメイトと離れることへの寂しさも感じた朝。窓の外にはまだ薄暗い空が見えました。


"Sunny Room near downtown"

というキャッチコピーと明るい部屋の写真を見て決めたのが、今のアパート。

南側に向かって大きな窓があり、そこから見える朝焼けがとてもきれい。ここ最近はずっと曇りや雨の日が続いていたけれど、起きてしばらくしていると、久しぶりにピンクからブルーに変わるグラデーションの空を見て、なんだか良い日になりそうな予感が…!


家探しと、はじめてのシェアハウス


日本で10年近く一人暮らしをしていた私にとって、海外で誰かと一緒に住むことは少し不安だったけれど、予算が低くて済むことや、オーナーが身近にいたほうが安心感があるということもあって、今いるアパートを選ぶことに。

ビザ申請に間に合わせるために、急いで住居を探さなければならず、たまたまウェブサイトで見つけた良さそうな場所にすぐに申し込んだというのも事実。行ってみて変なところだったらどうしよう…とか、オーナーはいい人かな…とか、心配性の私はいろいろ不安を巡らせた結果、最初の1ヶ月半だけ契約をして、そのあとはポルトに来てから部屋探しをすることにしました。

今日まで住んでいた住居は、オーナーのSophiaと6歳の娘のLouisa、ハウスメイトのMarianaと猫のPonponとの4人と1匹暮らし。みんなそれぞれに生活が忙しくて、普段の生活で関わることは多くはないけれど、キッチンで一緒になった時などにちょっとした会話ができる相手がいると、海外での生活で寂しさを感じることも少なく、私にとってはちょうどいい距離感だったような気がします。

小さなハウスメイトからの贈りもの


特に大切な思い出は、6歳のLouisaはと仲良くなれたこと。
彼女はとてもフレンドリーで絵を描くことが大好きで、私が初めてここに来たときにもすぐに駆け寄ってきてくれて、絵をプレゼントしてくれました。

何の迷いもなく豪快に、自由に筆を動かして描く子どもの絵は、見ているだけで気分が明るくなって、勇気づけられるような気がします。

絵をくれたお返しに、ノートの切れ端を使って作った折り鶴をあげたらとても喜んでくれたので、折り紙の折り方を教えてあげたかったけれど、先週まで学校の課題に追われていた私はそんな余裕もなく、最後の日を迎えてしまいました…。

教えてあげることはできなかったけど、昨日、急いで文房具屋さんに行って折り紙を買い、私が折った折り紙をプレゼントすることにしました。
喜んでくれたらいいな。


そんなこんなで、ポルトでの滞在も慌ただしく過ぎていきます。

新しい家でもいい出会いがありますように…!


【家探しに使ったサイト】
・一軒目 Flatio : https://www.flatio.com
 物件は、少し高めのものが多い印象。
 契約書類がしっかりしているので安心感があった。
 サイトを通してオーナーと連絡を取ったり家賃を振り込んだりできる。
・二軒目 uniplaces : https://www.uniplaces.com
 比較的安く学生向けのシェアハウスが多い印象。
 家賃のやり取りは、直接オーナーとする必要あり。

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