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【 お酒 : 酒は百薬の長 】

お酒、好きですか?
私は好きです(笑)
1週間、仕事を終えた週末や、休みにサーフィンに行った日の晩に飲むお酒は最高です!
きっと、一緒に頷いてくれている方もおおいはず。
今日はそんなみんな大好き!?『お酒』について、書いていきます。

お酒の種類によっても若干の効果効能は異なりますが、今回は全般的な総論としてご紹介していきます。
お酒は気血を非常によく巡らせます。
皆さんはお酒を飲みたくなる時はどんな時でしょう?
ちょっと元気がなかったり、疲れが溜まってリフレッシュしたかったりした時など、お酒を飲みにいきたくなるのではないでしょうか?
ちょっと鬱々として元気がなかったり、ストレスが溜まってスッキリしない気分のときを、まさに『気滞』といいます。
読んで字のごとく、気の流れが滞っている状態をさします。
お酒は、この気滞を解消して、気の流れを整えるはたらきがあります。
不思議ですね〜我々は古典でのお酒の作用を知らずとも、そのような状態のときにはお酒を求めているなんて…!(笑)

また、血の巡りもよくします。
血行を促して、生理不順を解消させたり、筋肉痛を鎮めたりするはたらきが。
体を温める働きもあり、陽虚(冷え性体質)を改善したり、冷えた胃腸を温める効果も。

ただし、もともとのぼせやすく血圧が高めの肝陽亢進タイプの人や、食べ過ぎ飲みすぎがちな食積痰湿タイプの人は控えるようにしましょう

『少量のお酒は健康にいい』。これは古典の頃より言われていることなのですね。


ですがご存知の通り、お酒も飲みすぎや体質に合わない人が飲むと、体の害になります。
上記のような肝陽亢進タイプの人(高血圧、糖尿病、肝炎、心臓病、甲状腺機能亢進症などが当てはまるタイプです)が飲むと、症状を悪化させる原因となったりします。
またアルコールの取りすぎで、肝障害、心筋症、胃炎、膵炎、脳の機能変化などが現れることも。
アルコールは体内で毒性の強いアセトアルデヒドになり、代謝されて最終的に無毒の水と炭酸に分解されます。
このアセトアルデヒドが血管を拡張させたり、頭痛、顔を赤らめたり、気分を悪くする原因の成分。
体重60キロの人が1時間で代謝できるアルコールは6〜9gといわれており、缶ビールロング缶1本で例えると、代謝に3時間かかります。
長期に大量の飲酒はもちろん、1度に無茶な飲酒は生死にも関わりますので、摂取量には気をつけたいところです。


お酒に対する正しい知識を備え、健康に影響のない量で飲酒を楽しみたいですね。

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