覚悟を決めて断るべき自己紹介と宣伝表現 Art of gathering

コンテンツやイベント内、集会での宣伝費は無料ではない

場の時間を奪うような自分の活動の紹介、宣伝は宣伝費というお金を払ってやることだ。労力をかけて人を集めた場や用意したメディアに乗っかってそれを意図的にしかも無許可=無料で行うのは場を壊す厄介な反社会的行為だ。

興味のあることなら個人的に尋ねればいいし、どれだけ素晴らしい活動だとしてもそれを強制的に聞かされる苦痛を知らない人はいないはずだ。自然保護や戦争反対や人々に関心を持ってもらいたい問題、慈善活動の話題を全く関係ない楽しい食事の場でされて、「今はやめて」と言えなかったことはないだろうか。もし流れで宣伝の話になるならその場の人たち、イベントやメディアなら主催者に宣伝していいか、その時間をもらっていいか聞くべきだ。

言語化されるべき違和感

これまで、主催したイベント内でそれをやる人に出会い、得もしれぬ違和感に苛まれてきた。自分だけの話ではない、集まってくれた人、出演してくれた人も強制的に聞かされる場違いな宣伝と演説に苦痛を感じさせてきた。これからはその場を健やかに共に遠くまで行けるような落ち着きのある文化的な場にするために、集団の時間を奪う自己紹介と宣伝は、覚悟を決めてはっきりとお断りするようにしたい。

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