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趣味の備忘録・・JR東海 キハ85系「ひだ」編

今回の趣味の備忘録は、去る2023年3月のダイヤ改正で高山本線を走る特急「ひだ」としての役割を終えたキハ85系。

JR東海の圏内でも有数の観光地である飛騨地方を走る特急列車という事で、
引退直前には沿線地域でもニュースで取り上げられる話題になっていた。

また一部は大阪から出発して岐阜で名古屋からの列車と併結して高山へ向かう便もあったり、名古屋から飛騨地区を北上して富山へ行く便も設定されていたという事で、関西や北陸のマニア間でも注目度の高い話題となった。

この備忘録の中で何度か北陸地方の列車を記録した記事をUPしたが、その際にJR東海から発売されている「北陸観光フリーきっぷ」というのをよく利用していた。
北陸地区の普通車自由席に乗り放題のきっぷであるが、自由周遊区間への往路・復路のどちらかに「ひだ」を使用するという条件があった為、北陸へ泊りで遠征する場合には必ずお世話になった列車で、個人的には飛騨地区を結ぶ列車というより北陸へ向かう列車として使用した思い出が大きい。
※ちなみにこのきっぷ、北陸へ向かう道中(もしくはその帰り)、下呂・高山・飛騨古川で途中下車が可能で、北陸観光のついでに飛騨観光もできるので、愛知・静岡から北陸への列車旅をされる方には個人的にオススメのきっぷでございます。(但し繁忙期は使用不可なのでご注意を)

さて前置きはここまでにして、この列車のメイン走行区間である高山本線は沿線風景も良く、撮り鉄的にも様々な風景をバックに撮影を楽しめる区間。
今回はその中から過去に取り溜めたキハ85系「ひだ」の記録をUPさせていただきます。

一番多く撮りに行った季節は桜の時期。まずは下呂温泉で撮った記録。


下呂-焼石間、「釣鐘鉄橋」から。
桜の隙間から鉄橋を渡る列車を撮れる有名撮影地。

飛騨金山駅付近。編成は切れてしまうが桜メインならこの構図もアリかな。

ここも桜コラボの有名な撮影地。各務ヶ原市、新境川の桜並木。


2014年秋、この年は高山本線全線開通80周年という事で記念の臨時列車も運行され、何度か撮影に赴いた。

キハ85系の1両には記念の装飾を施したラッピング車両が組み込まれ、臨時特急として運行。
影に入ってしまう事をまったく想定しておらず、完全な失敗作ですが、まぁ記録ということで・・
80周年記念のもう一つのメイン。記念ヘッドマークを掲出したキハ40・48の旧国鉄色風カラー。
メインターゲットはむしろこっちの方だったな・・



2017年4月、30周年記念さわやかウォーキングで名古屋車両区を一般公開。転車台の稼働がイベントとして一般公開された。


いつだったか忘れたが、関西に撮影に行った際に記録しておいたもの。
キハ85系の運行終了と共に大阪発着の便は無くなるのでは・・そんな心配もされていたが、新車両置き換え後も大阪発着便は存続される事になった。


2023年3月、引退直前に撮りに行った際の記録。

同じ「ひだ」の中でも大阪からの車両を併結して計10両で運行された編成は人気が高かった。


鵜沼-坂祝間にて
鵜沼-坂祝間にて
犬山城をバックにして撮れる所はないだろうかと場所を探し、苦し紛れに撮ってみたが、
ちょっとお城が小さくなり過ぎたかな・・


運行終了数週間前の休日には普段通らない稲沢貨物線を経由して名古屋に戻ってくるという団体列車も運行された。詳しくは省略するが名古屋駅の構造上、上り列車は到着番線によっては一度熱田まで回送してそこから折り返して来るという運用をする必要があり、その特異な運用を利用して熱田駅の中でも普段入らない回送線に入線するというルートが組まれた。


以上でございます。鉄道ファンの方ならご存じであろうが、このキハ85系は特急「ひだ」としての役割は終えたとは言え、もうひとつの特急運用である「南紀」としてはまだ運行を続けている。
しかしそれも6月末までの話。7月からは新車両への置き換えも既に決まっているようなので、今年のGWは紀勢本線に赴き、今度は「南紀」編として記事をUPしたいと思います。

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