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趣味の備忘録・・新幹線電気軌道総合試験車「ドクターイエロー」

いつもは無くなってしまった列車をUPしているが、今回UPするのは現役の車両。ただ一般人が乗れる車両ではない。新幹線電気軌道総合試験車、通称「ドクターイエロー」
簡単に説明すると、東海道・山陽新幹線の区間でレールや架線等の様々な設備の状況を検測する車両。名前が示す通り「新幹線のお医者さん」
走行周期は約10日に1回、つまりはそう頻繁に見る事ができない車両な為、ちょっとした希少価値がある。
めったに見る事ができない珍しさ、そして名前が示す車体の色から「幸せの黄色い新幹線」とも言われ、「見ると幸せが訪れる」という都市伝説まである縁起物の様な車両である。
今回はその「ドクターイエロー」の撮り溜めた画像をUPします。


自宅近くの歩道橋より。言うまでもなく新幹線のひとつなのだから、在来線よりスピードは速い。この様な至近距離での撮影はシャッターのタイミングが合わず失敗する事もしばしば。


名古屋~三河安城間。三河・尾張の国境になる境川付近。東海道新幹線の旅客車両は16両編成。かたやドクターイエローは7両編成。横からの構図も編成全体はそれほど引かなくても収めやすい。


枇杷島近辺、庄内川の橋梁より。名古屋駅入線に近いので、通過速度はそれほど速くない為撮りやすい場所。


名古屋駅セントラルタワーズ15F スカイストリートからの眺め


名古屋~三河安城間。刈谷市の天子神社のすぐ横から


東海道本線 近江長岡駅から徒歩10分くらいの場所。
この近辺は桜と絡めて撮れる場所が多い。


岐阜県大垣市平町。休耕田を利用したひまわり畑は大垣市の観光名所のひとつになっており、シーズンには大垣市のホームページでも日々の開花状況が更新されている。
ドクターイエローの走行日(特に土日)は多数のカメラマンが訪れる場所。
残念ながらこのご時世なのでここ2年は中止されている。夏の風景を収める場所のひとつとしていつかまた行ってみたい場所。

上が2016年、下が2017年撮影


同じく大垣市平町、ひまわり畑と同じ場所。秋になると今度は違う田んぼでコスモスを植える場所がある。
ただ季節柄、ひまわりのシーズンより逆光が強くなる。


名古屋~三河安城間。こちらも休耕田にコスモスが植えてある場所があり、そこから撮影。偶然通りかかったここの地主さんとお話をさせてもらった。ここの撮影を快く許可していただき、なぜコスモスを植えているのかという素朴な疑問にも気さくに答えていただきました。ありがとうございます。「緑肥」と言って、土にとっての肥やしにするためだったんですね。ひとつ賢くなりました。


名古屋市南区、中京病院の近く、東海通の紀左エ門橋から。
堀川を渡るところを・・

新幹線の接近を察知するのは走行音。しかし車がビュンビュン走る幹線道路ではそれを拾うのも難しいことがある。 一瞬でもボーッとしてると撮り逃してしまうのが新幹線撮影の大変なところ。


名古屋~三河安城間。一輪だけ咲いていたヒガンバナを手前に入れてみたが、ボケすぎてよくわからない出来ばえ。


ここも名古屋~三河安城間。上述のコスモスやヒガンバナを入れて撮影したポイントのすぐ近く。この近辺は稲や麦、時にはコスモス等、季節によって色々なシチュエーションを楽しめる。


自宅のベランダから。


三河・尾張の国境、境川を渡るところ。
微妙に揺らいでいて中途半端な水鏡。


冬季は雪とのコラボができる関ヶ原近辺。有名撮影地のひとつ、十九女池(つづらいけ)
夏場はスイレンやコウホネとのコラボも楽しめる。


ドクターイエローの撮影にはいわゆる「撮り鉄」だけでなく、人気の撮影地では風景を楽しむ写真愛好家の方々も多く集まるのが面白いところ。列車を待つ間に交わす何気ない会話が楽しい。
今年もこの情勢では大垣のひまわり畑の様な人が集まるイベントの開催は微妙ではあるが、何とか以前の様に楽しい撮影ができる状況に戻ってくれることを祈りたい。

では今回はこれまで。お付き合いいただきありがとうございました。

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