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はじめに

沖縄県の離島、久米島初のブルワリー(ビール醸造所)のオーナー、島袋です。
令和5年1月27日に発泡酒製造免許を交付されました。

東京から久米島に移住し、11年間町役場職員として働いてきましたが、ビールをつくりたいという思いを抑えきれず、令和4年3月で退職いたしました。

「ビールを作って生きていけたら楽しいだろうな」というぼんやりした考えが「ブルワリーを立ち上げよう」という、具体的な目標となったのはちょうど今から2年前、令和3年1月のことです。
何があったのかというと、実際に小さな醸造所を見に行き、「これだったらやれそうかも」と思ったのです。

そこから、ブルワリーを立ち上げるにはどうすればよいのか情報収集を始めました。
まず感じたことは、ブルワリーの開設に関する情報がとても少ないということです。
当時、全国に約500箇所のブルワリーがありました。それを多いととるか少ないととるかは、それぞれの感じ方によると思いますが、立ち上げまでの道筋が一般化するほどは多くはないようです。

費用も、時間も、スキルも、どれくらい必要なのかがわからないところからスタートしました。

ネット上にぽろぽろと落ちている情報を繋いで繋いで、やっとここまでたどり着けました。
RPGのようだな、と何度も思いました。

インターネットで参考になったのが、個人の方が書いているブログやSNSでした。
そこで、かつての私がそうだったように、これから醸造所を立ち上げようと考えている方に、少しでも役に立ったらいいなと思いnoteを始めました。

また、SNSでは書けなかった苦労話や、挫けそうになったエピソードなどもご披露できたらいいなと思います。

それでは、『ビールがつむぐ 愉快な時間』今夜も楽しくお過ごしください!

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