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歌って踊ってハッピーになる!ミュージカル作品2選

長尾です。

「おすすめミュージカル」というタグがあったので、今日はミュージカル映画のご紹介です。

豪華キャストが踊りまくる!『ザ・プロム』

「プロム=プロムナード」というのは、イギリス・アメリカ・カナダの高校生が参加する、ダンスパーティー・イベントのことです。
『ザ・プロム』はそのプロムを舞台にした、学生と学生を取り巻く大人たちの愛情の物語。

本作ではLGBTQ(セクシャルマイノリティ)がメインテーマになっていて、より多様化している性や生き方についても考えされられた映画でした。
住む地域や所属する団体の価値観を変えるというのは容易なことではない。
でも時代によって変化していくものも当然あって、いかにそれを受け入れられるか?というところで劇中でも激しく意見が対立していました。
エンディングでは最終的にそれぞれの生き方や愛の形が描かれていて、みんなが幸せに踊るシーンが印象的でした。
慣習や常識に囚われず、心から人を愛することに価値があるんだと感じます。

そして何より観てほしいポイントが、主役のメリル・ストリープのキレッキレのダンス!
1949年生まれの彼女。
本作の公開が2020年なので、実に71歳!

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出典:https://news.1242.com/article/265158

↑71歳でこのボディ。

↑71歳でこのダンス!
すごすぎます!

メリル・ストリープは『プラダを着た悪魔』からファンですが、本作では『プラダ』とはまた違った明るく陽気なキャラクターを演じられており、更に好きになりました。

ニコール・キッドマンもむちゃくちゃ美しいです。

自分を好きになる大切さを学ぶ『ヘアスプレー』

『ヘアスプレー』の特徴の一つとして、主人公がビッグサイズの女の子というところにあると思います。
『ザ・プロム』と同じく、マイノリティが主役というところが見どころ。

ビッグサイズで活躍する女性というと、渡辺直美さんが浮かびます。
彼女の活躍や発信を見ていると、サイズって関係無いんだなと思わされます。
『ヘアスプレー』の主人公のようにつらい目にも遭われたとのことですが、そんなことが伝説になるくらい、多様な価値観が当たり前の世の中であってほしいと思います。

少し話が脱線しました。
本作の主人公のトレイシーはとにかく明るい!
なかなかシビアな経験もする中で、トレイシーは常に笑顔で、前向きで、捉え方がポジティブです。
劇中でもそうですが、そういう人には自然と人が集まってきますよね。
周りでも、トレイシーのように人を巻き込みながら空気を明るくする人っているよな~っと思いながら観ていました。

『ヘアスプレー』は1962年のアメリカが舞台で、黒人差別が映画で描かれています。
日本にいると忘れそうになりますが、肌の色による差別は国際問題です。
また、日本国内でも出身などによる差別は今も残っています。
SDGsの目標10「人や国の不平等をなくそう」にもあるように、まずは現状を知り、関心を持つ人が増えることが大事かと思います。

本作では、トレイシーのお母さん役がまさかの俳優の女装!というところも見どころです。

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元気を貰えるミュージカル作品

今回ご紹介した2つのミュージカルは華やかですし、エンディングがハッピーに終わるので純粋に元気を貰える作品でした。
歌って踊ってハッピーになりたい方、ぜひご覧ください。

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