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スラダン映画を5日で3回見た気狂いの戯言(ネタバレなし)

最初に映画を見てから5日、漫画を買いそろえて何度か読破し
映画を3回見てしまった…我ながら頭おかしいと思うが、まだ見たい。
それだけの価値があると感じている。

技術が進歩して便利になった現代だからこそ、外の世界から切り離されて映画にしか集中できない時間は価値がある。
大きなスクリーンを見て、大きな音につつまれながら映画の世界に潜っていくのは楽しい。

スラダン映画のヤバさは、退屈なパートがないし尺も丁度いい2時間。
映像が美しい。音やBGMの挿入も素晴らしい。映画館で見た方が良いと思って足を運ぶモチベーションはここにある。
そして細部まで作りこまれているので何度でも見ることができる。

公開から二か月経過しても上映館が多く、上映時間も少なくないことは私のようなリピーターが少なくないのではないだろうか。
一方で出来が良い映画で原作ファンも多い作品だというのに、
見に行っていない原作ファンがあまりにも多いように思う。

サブスクが普及した現代、待てばアマプラやネトフリで見ることができる。映画館に行く行為を短縮できるので鑑賞のハードルはぐっと下がるはずだ。
しかし家で映画館の環境は再現不可能だ。
だからこそ映画館で見るべき作品というものもあると信じている。

価値観の押し付けになってしまうことは重々承知の上で申し上げるが
クォリティが高いのに映画館で見ないの?勿体ない…と切に思ってしまう。
もう働かなくても十分食べていける神の漫画家の手を介在してスゴイ映画が爆誕しているというのに。そのスゴさは十分知れ渡っていないように思う。
原作ファンたちが見に行っていないという状況は…失礼だが
「絶望的に宣伝がヘタクソ」なのではないかと思ってしまう。

周囲で原作を読んでいそうな世代は全員しっかりと熟知していた。
読んだのは昔のはずなのに内容を明確に覚えているし、
マニアックな情報を即座に教えてくれる人も数人いた。
当時彼らも頭の中がいっぱいになっていたのだと推測するに余りある。
しかしそんな彼らでさえ、映画を見に行っていない。
見に行ったのは1人しか見つからなかったのだ…私の周囲では。

まあ、私も映画チケットを余らせなければ見に行かなかったとは思う。

今からでも遅くないから、当時の原作ファンが映画館に足を運ぶにはどのような宣伝が必要なのか検討の余地があるのではないかと思います。

問題提起だけして具体的な方策を示さないのは卑怯だと思うので、
素人なりに私ならこうしたいを下に書きます。笑

どういった宣伝が必要か?
知らなくても楽しめるのかどうか、この点が悪い意味でフワフワしていると思った。ターゲティングが甘いような。
原作知ってる/知らない人それぞれに向けてのメッセージが必要と思う。
とりあえず見て損はないこと、映像が原作との乖離なくスゴイこと、原作者がコアメンバーであることを強く訴求し消費者の購買意欲に働きかけたい。

経費は回収可能?遅くないか?
作品のクオリティに対して伸びしろはまだあるように思う。
また、興行収入100億突破という事実が同調圧力の強い日本人にとって有利に働くと期待する。
未鑑賞の原作ファンの割合と見ていない理由を調査し、対策を打ちたい。

もし私の仮説が正しく、見ていない原作ファンの割合が多いのだとすると、
その人たちにに向けて改めて積極的にアプローチが必要なのではないか。

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