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bboy EP.10 「Daimaru」

【BREAKIN DOCUMENT 挨拶】

 この度は、「BREAKIN DOCUMENT」~Learn for various bboys life~にアクセスいただきありがとうございます。こちらでは、日本中の多才なbboy(ブレイクダンサー)たちのインタビュー記事を掲載していきます。 
 私が出会った中には、サラリーマン・医者・農家・フリーランス・公務員など様々な方々がブレイキンというダンス・カルチャーを生活に取り入れています。彼らは、それぞれ美学をもちブレイキンをライフスタイルとして取り入れ、今もなお踊り続けています。
 私は、彼らが何を思い踊り続けているのか、ブレイキンが彼らの生活の中でどういった位置づけにあるのか興味があり、このプロジェクトを始めることにしました。 
 本ブログでは、ライフスタイルにブレイキンを溶け込ませ今も踊り続けているbboyたちに焦点を当て、彼らの生きざまを記録し、発信していきます。そして、購読者様の「bboyマインドの形成及びライフスタイルを充実させるための考え方の引き出しとなること」、「これからブレイキンを始めてみたい人たちのバイブルとなること」を目的とし、協力者様の貴重なインタビュー記事を掲載させていただきます。 
 この活動を通じて、関わってくださった皆様の生活が豊かになることを願っております。

※なお、活動で得られた収益は、「BREAKIN DOCUMENT」の活動・イベントに使わせていただきます。
※ 記事内で使用させていただいている写真に関しては、インタビュイー様から承認いただき、ご提供いただいた写真を使用いたしております。

1.  プロフィール

・Bboy名:Daimaru
・レぺゼン:moles、ニッキーKギャングスタ
・職種:会社員
・年齢:32歳
・ダンス歴:14年

2. ブレイキンを始めたきっかけは?

 まず出会いは高校生の時で、友人が教室に集まってチェアーの練習をしていたんです。そこで「Daimaruもやってみろよっ!」って言われてやってみたのが最初のきっかけです。
 その時にしたチェアーがめちゃ難しくて、そこから頑張って練習してみようかなってなりました。それから、自分が高校生の時にテレビでやっていた、スーパーチャンプルというダンス番組を見て、衝撃を受けました。そこから、ブレイキンにのめり込んでいくようになりました。
 でも当時は全然知識もなく、ネットを調べても全然ブレイキンの情報が出てこなかったので、ただひたすらにチェアーの練習をしていましたね笑
 しばらくしてから友達界隈で、「ウインドミルができた!」と言って、ウインドの崩しを練習しているのを見て、「そんな技があるんだ!」とそこでなりました。
 そこから色々調べていくにつれて、ウインドミルのやり方が載っているサイトを見つけました。そこには、他にもパワームーブの情報が出ていたので、自然とパワームーブを練習するようになっていきました。
 ダンスを続けている中で、知り合いもどんどん増えていきました。高校時代の友達は、もう辞めてしまったんですけど、そのほかのBboyと知り合って、一緒に練習するようになりました。そこから、ブレイキンの知識を得ていきましたね。
 今も、高校生の時にいた地元の同い年のbboyや、自分よりも年上のbboyがいる富山のコミュニティーで練習をしています。これは、自分がダンスを始めたぐらいからあるコミュニティですね。
 当時は、WooBooという団体があって、ほとんど年上の人ばっかりなんですけど、そこの練習によく参加させてもらっていました。でも結局は、そこにいる同い年bboyたちと一緒に練習をすることが多かったですね。
 あと高校生の時は、ブレイキンの情報が少ないので、20歳になるまでは、ダンススタイルブレーカーズのDVDをみてパワームーブの練習をひたすらやっていました。あと、当時、富山にヘッドスピンがうまかった同い年のbboyがいたんですけど、その子の動きをよく研究していましたね。

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