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短期間で電子書籍を出版したほうがいい3つの理由

(1)初めての取り組みには勢いが必要

書籍を出版するというと、厚い壁があるように感じてしまう人もいます。

特に、最初の出版の場合は、やり方も分からず、未知に対する不安も大きいです。

・執筆には時間がかかるだろうけど、無駄になったらどうしよう。

・せっかく書いても、読んでもらえなかったら悲しい。

・そもそも伝わる文章なんて書けるのかな。

こんな言い訳が頭の中をグルグルと回り始めたら危険信号です。

脳の特性で、恒常性維持機能というのがあります。

無意識の中で現状を維持するという機能があるのです。

例えば、無意識で息をして、心臓を動かしています。

暑いと汗をかいて体を冷やします。

この特性は人間にとって必要なものですが、新しい道を歩き出すときには、不安と言う形で、現状に留めるように仕向けます。

このため、人は変わりたいと思いながら、なかなか変われないのです。

新しいとこをしようとすると、目の前に厚い壁が現れるのです。

その壁を突破するには勢いが必要です。

そして、勢いをつけるためには、短期間で集中してやるということが必要です。

実際、私は1カ月という期間を区切って電子書籍の出版に取り組みました。

これを3カ月など長く設定していたら、なかなか前に進まなかったかもしれません。

とはいえ、いきなり今日は一日籠ってというのは、なかなか集中力が続きません。

まずは、電子書籍について少し調べたり、他の電子書籍を読んで自分の書籍を制作する際の参考にしたりなど。

慣らし状態を少し始めてから、執筆は一気にというのがいいかもしれません。

はじめの1歩は小さく、それから一気に加速するようなイメージです。

書き始めに何から書こうか悩むかもしれません。

そういう場合は、「まず書き始める」ことをオススメしています。

編集は後からすればいいのです。

まず書き始めることで、書くことがいろいろ思い浮かぶときもあります。

このように、新しいことを始めるには勢いが必要で、そのためには「短期間で書き上げる」と自分に約束することが、そのスタートになるのです。

(2)スピードという電子書籍ならではのメリットが活かせる

電子書籍と紙の本を比較した場合、それぞれメリット・デメリットがあります。

しかし、出版までのスピードという点では、紙の本に比べて電子書籍にはかなりメリットがあります。

紙の本の場合は、出版社の都合に合わせる必要もありますし、企画から始まり、なかなかタイムリーな話題の本を出版することができません。

その点、電子書籍の場合は、自分で出版のタイミングがコントロールできますので、今旬な話題で出版することが可能です。

人は、新しい話題、最新情報を求めています。

そういったテーマと自分の専門領域を掛け合わせた企画を立てることができます。

しかし、いい企画ができたとしても、執筆に時間がかかるようでは、そのスピードというメリットを活かすことができません。

だからこそ、電子書籍の出版は短期間で行うのがいいと考えています。

(3)シリーズ化という電子書籍ならではのメリットが活かせる

ある検索キーワードで調べたところ、あなたの本が見つかったとします。

しかし、その周りは当然のことながら競合だらけです。

その状況で、もしあなたの本が数冊あったとすれば、その分野の第一人者と思われます。

例えば、「一般社団法人」と検索すると私の本が出てきますが、まだ1冊しかありません。

ここで、私が一般社団法人に関する本を数冊出せば、それだけで検索した人の見る目が変わるでしょう。

こういったことは、紙の本では実現が難しいです。

電子書籍で自分で完結できるからこそ、可能なのです。

もし毎月あなたの本が出版されると、年間12冊の本がでます。

その光景をイメージしてみてください。

きっとあなたのブランド価値が上がっていることでしょう。

こういったメリットを活かすにはやはり、短期間で執筆する必要があります。



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