おじさん化
私が新入社員のころ、40歳の先輩はかなり大人びて見え、正直申し上げるとだおじさんに見えた。
50歳ころの部長には、気軽に話しかけにくかった。
落ち着きのある大人の風格を感じていたともいえる。
自分にはまだ随分先のことだと思っていたが、今年年男の私は、次に誕生日が来ると48歳。
坂本竜馬や高杉晋作はとっくに追い越し、もう少しで織田信長よりも年寄りになってしまう。
新入社員の目から見た48歳の人に比べ風格が足りないと自分自身では思ってしまうのだが、実際若者からみれば、随分おじさんに見えている、いや確実におじさんに見えていることだろう。
一方で、恥ずかしながらまだおじさんではないと反発する自分もいる。
だって、若者が聴いているロックバンドも結構知ってるよとか、最近活躍しているプロレスラーも知ってるよとかとも思うが、ロックもプロレスも最近の若者で興味を持っている人がそもそも少ない。
「タイパ」という言葉を初めて聞いたとき、たい焼きパーティーかと思いました。
タイムパフォーマンスって聞いたときは衝撃でしたね。
一冊の書籍を10分で読めるようにした要約サービスって、本の醍醐味がなくなるやん。
ギターソロいらないとか、感覚の乖離が目立ち始めました。
最近の若者は・・・
こんなことを考えるということはもう立派なおじさんです。
自他ともに認めるおじさんとして、YouTubeは2倍速で視聴しています。
(この国の探究:129)
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