[読書録]最速でおしゃれに見せる方法

しばらく空いてしまいましたが久々に描いて行こうかと思います。
今回はMBさん著書のこちらの本。
読もうと思ったきっかけはマッチングアプリで知り合った女性とデートをすることになったからです!!
今までも何回か会った事はあったのですが、今回の相手の方とはファッションの話題が出ていました。僕はファッションに疎いことを隠さず話したのですが相手の方は随分と興味がある模様。(興味ない女性とはお話ししたことありませんが・・・)
ただ話題に出ていたのにも関わらず、全く気を使わないとなると次に繋がらない可能性が高いのでは??と思い学んでみようと思いました。

ただ男性向けのファッション誌って、Twitterでよくネタにされてるようなチャラチャラした格好にナルシストなポエムが添えられているようなイメージだったので正直言って参考にしたいものではありませんでした。(ド偏見)
そんな中思い出したのが[服を着るならこんなふうに]という漫画です。おしゃれに興味のない20代後半の男性が小学校の同窓会に行って自分の姿を恥ずかしく思い、ファッションを学んでいくというお話しでした。
1巻しか読んだ事はなかったのですが続きが気になったのは覚えています。
その漫画を再び調べたときに企画協力をしていたMBさんのこちらの著書と出会いました。

こちらの本でとても好きだと思ったのがファッションに必要なのはセンスではなくロジックという言葉です。
言葉に起こして説明できる、誰にでも学べるというのは僕にとってとても魅力的です。生まれてこの方、人に誇れる特別なことなんか持ち合わせていませんが、だからこそ時間をかけて学び、積み重ねることなら出来ると思っています。
才能を持って生まれなかった凡人ならではの闘い方ですが、出来る事があるならばやってやろうじゃないかという所存です。


大原則とルール

まずは大原則から!!
街着はドレスとカジュアルの要素をミックスさせることが重要だそうです。
それもそのはず、スーツを上下で着ればオシャレではありますが仕事服感が拭きれません。だからと言って上下スウェットだと近所のコンビニくらいしか行けないですよね。そのバランスを取るのがオシャレになるということらしい!!
これはなるほどっ!!ってなりました。言われれば納得できますがこれを言葉にするという行為の難しさたるや・・・
そこで次の疑問はバランスってどのくらい??ってことだと思います。

結論から言いましょう。日本人は7:3でドレスとカジュアルが良い!!

ということです。欧米人ならば5:5でもバランスが取れるみたいですが、日本人は比較的胴長短足で顔も幼い傾向にあるのでドレスの「大人っぽさ」を取り入れるとカッコよく服を着れるということでした。


次にルール、こちらは3つのあります。
まずは、ボトムスから揃えるです。服はトップスとボトムスに分かれます。
そして、役割として印象を変えるのがトップス。印象を整えるのがボトムスになります。僕のような初心者は印象を大きく変えられるトップスに目を奪われがちですが、実は目立たないところの方が重要とのこと。
こちらの例えが面白かったので引用させて頂こうかと思います。

「お味噌汁と一緒なんだよ」
「出汁をとらないお味噌汁は高級食材を入れても味気ないでしょ?」
「でも出しさえしっかりとっておけばワカメやネギだけで十分美味しいってこと!」

なんとわかりやすい!!
日本人なら多くの共感を得られる例えにしっくりきました。
そして後々にも登場しますが、黒のスキニーがオススメとのことでした。

次に、シルエットラインを決めるです。
「I」,「A」,「Y」(V)という3つのシルエットが登場します。
こちらは細身でカッチリした服と、カジュアルでゆったりした服の上下を表しております。Iはどちらも細身、Aは上が細身で下がゆったり、Yは上がゆったりで下が細身といった具合になります。
ここでまた黒スキニーが活きてくるのですが、ボトムスが細身だと上は細身でもゆったりでも合わせられるということだそうです。
これを読んだときに自分の中で一気にオシャレのハードルが下がった気がしました。笑
僕は早速ユニクロで買っています。

最後に、色はモノトーン+1色に抑えるです。
あまり色が派手になると子供っぽくなる、つまりカジュアルに寄りすぎてしまう為使う色を制限したとのことです。

服1つ1つとして①デザイン②シルエット③カラーの要素をドレスかカジュアルか判断した上で、大原則である7:3のバランスを取れば簡単にオシャレが出来るみたいです。


この他にも、具体的なアイテムを何と組み合わせればオシャレに見えるか!?というのが丁寧に書いてあってとても分かり易かったです。
上記の説明は本文の説明のおよそ1/4しか抜粋していませんが、これだけでもかなりのヒントを得られたと思います。

著者の方はファッションを学び途中の学生の時に、とある服屋さんで「そんなダサい格好でウチに来たの?」と馬鹿にされたことがあるそうです。
見た目が良いからと言って調子に乗っている人間性の低い人がいるようです。また逆に中身が良くても外見を気にしない人もいるかと思います。
ただ、人間はよほど親密にならない限り多くの情報を外見から判断しやすくなるのも事実です。
そんな良い人たちが外見で損をしないように、馬鹿にされて自信を無くしてしまった時にもう一度立ち上がれるように、とこの本を執筆したとありました。

これを読んで、ダサい人を馬鹿にするのではなく、より多くの変わりたい人たちに手を差し伸べられるような人であるように。
努力し続けられる為の1冊にしたいと思いました。


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