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話題になる事

自分の走りを評価して欲しければ、自分が話題になる事を考えよう
レースを走っている時に、チームメイト全員が考えていることは同じだろうか?僕の経験からすると、10人いたら10人同じ事を考えていることはまずない
考えていることが似ているはあるが、思わぬ展開になったときの対応はそのちょっとした違いで大きな差になる
また、客観的に見ている監督が考えている事と選手が考えていることも違う
最近の日本のレースはグランツールの影響か、ある程度決まりことのような展開になりやすく、力尽くの展開や不意をついた展開は皆無になってしまった
そして海外経験の少ない監督の出す指示は教科書通りだ

ある意味展開が予想しやすいので、動きも短調で読みやすい
そんな中で話題になるとは?
監督の立場になるとわかるが、自分で自分を評価するよりも他人に自分を評価してもらった方が自分の価値は上がる
これはまぁ当たり前ですが、意外とわかっている人は少ない
「仕事をした」とよく聞くが
誰のために、どれだけの仕事ができたかは、自分で評価するよりも誰かが評価してくれた方が貢献度が明確にわかりやすい
展開の中での監督からの指示はほぼ一辺倒なので、そこを崩せばいい。最初にも述べたように、考えが皆同じではないからこそ、チームメイトに評価されて初めて自分の価値になる

1 期待通りの走りだったのか?
2 もう少し頑張って欲しかったのか?
3 期待以上だったのか?

1 自分への期待値通りで、やって当たり前の事ができた 100点
来年の契約金は横ばい。上のカテゴリーに上がる可能性は低い
2 期待値にもう一歩だった。展開も含めてそこで辞めてほしくなかった 95点
トレーニングも含めて意識改革が必要だよね
3 期待値以上の頑張りで、続けていたらエースにもなれそうだよね 110点
期待を言い方に裏切る事で、次のレースにも期待してもらえ課題もはっきり見えてくる。

そして、期待値以上の走りができる選手は周りをよくみている
このチームメイトはここが得意だが、ここは得意じゃないから助けてあげよう。この展開の先に他のチームに先手を打たれるよりは、こちらから仕掛けた方が優位に動かせる可能性がありそうだから、エースと話し合おう

自分が何を考えているかよりも、周りが(敵も味方も)何を考えているかを考えられるようになってくると、期待に応える方法は絞られてくる。その中で自分ができる事と、できない事をはっきりとさせ、できる範囲内を最低限の体力消費で行い、できないかもしれないことにチャレンジしていく

そして、監督の指示の上をいくレース展開を作ろう
最終的には現場判断が1番正しい
もし間違っても、なぜそれを選んだか!なぜ指示を無視したか!を明確に説明出来て、それを評価してもらったら大きなステップアップとなるだろう
誰かの許容の範囲内でいい子であることに意味はない
自分らしさを周りに評価され、チームを引っ張っていく真のエースが求められている



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