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自転車を頑張りたい中学生、高校生に伝えたいこと

先日、自転車が好きな中学生の選手と話す機会があった
中学2年生のA君は野球部所属
聞けばレベル的にも全国レベルに近いという事で、期待が高まった
なぜか?
全国レベルの運動能力があるという事は、それだけ身体能力も高くなくてはそのレベルまで上がる事は難しいだろう

そして今後の方針についても話した
現在は週に2~3日自転車に乗っており、乗っても80kmほど。少し距離的には長いがたまには良いかもしれない
楽しいのだから週1回くらいは60kmくらいは乗っても良いだろうとは思う
高校に進学する上でも自転車の事を考えているようだ。そこで、自転車部のある学校に入る必要はないので、全国的なレベルの部活に入る事を進めた

できればフィジカル的に中長距離の運動を必要とする部活が良い
そして、空き時間を見つけて自転車に乗る事をおすすめした。なぜか?
自転車部に入ってしまうと、自転車に乗ることが当たり前で自転車に乗ること以外考えられなくなってしまう。そして、多くの選手の様に(90%以上)やり過ぎてしまう

例えば女の子友達もいなくて、好きな子ができたら、四六時中好きな子のことばかり考えてしまう
もし女の子友達がいたら、いろいろな女の子と話せてストレスも分散される
結果良い距離で好きな子の事を考える時間を作れる
と、書いてて強引すぎるとも思ったが、1つに縛られる事を我慢する事はそれほど難しいのだ

ちょうど今週に3日ほどチーム練習をしているので
1日くらい一緒に走る時間が取れても良いと思う。20~30kmほどを一緒に走れば、集中してトレーニングもできるだろう

将来自転車選手になりたいと思うのであれば、好きな気持ちをどうコントロールするかを若い頃から教わらなければならない
趣味を職業にする上で最も重要な事は好きであり続ける事
当たり前かもしれないが、好きであり続ける事はなかなか簡単ではない
どんな選手も悩み投げ出したくなるけれど、好きだからこそ前向きに続けることができるし、好きだからこそ正面から向き合い、真剣に悩める

しかし、それは若かりし頃することではない
もし若いうちに伸び悩んだりしてしまうとしたら、それまでのアプローチに失敗した可能性は高い。かと言って諦める必要はない、2年くらいの自転車に触らない充電期間を作って、また始めれば良い
年齢を重ねていく時には段階があり、その階段の高さにあった悩みを解決していかなければならない
今は悩みなどもたず、「ただただ楽しい」を限られた時間(ゲーム時間を制限されている感覚で)で楽しめば良いと思う


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