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展示会の在り方…リアルとオンライン

先々週の『スマート農業EXPO』に続いて、今週『IoT&5Gソリューション展』に出展しています。

Braveridgeでは、今秋は、10月に2つ、11月に2つ、計4つの展示会を予定しています。

ただし、いずれも自社単独の出展では無く、協業している企業さんや、支援してくれている福岡県の取組の一環として、あるいはある通信規格のパビリオン内への出展です。

正直、単独での出展を考えたものも含まれており、出展してみて実際を知りたかったと言うのもありますが、それぞれに明確な意義を見いだしてのこと。お誘いいただいたからと言って、何も考えずに出展しているわけではありません。お誘いいただいたのにお断りしたイベントもあります。

この2年間、リアルなイベントの開催がないことで試行錯誤した企業は多いでしょう。ウチもそう。

この2年間、イベント主催者側も必死に試行錯誤したはずです。
で、オンラインイベントのみの開催とか、いろんなトライアルがありました。

不特定多数への情報発信と出会いの場を奪われた当事者として、実際に開催された、幾つかのオンラインイベントに登録して参加してみましたが、リアルイベントと同等の価値、同等のコストを支払う価値のあるイベントはない、というのが今今時点での私の結論です。

リアルイベントでは「偶然の出会い」があります。
全くウチのことを知らない方が、そこに人が集まっている様子だとか、ブースの目立ち具合だとか、たまたま通りかかっただとか、そんな偶然に引き寄せられる出会いがあります。

が、今のところ開催されているオンラインイベントではそれが全く期待できそうもありません。

Braveridgeは、知っている人は知っている、けれども圧倒的大多数の人は全く知らない。小さな小さな一般には無名のメーカーです。

各社なんとか工夫しようとはしていますが、オンラインイベントはしょせん知名度に頼るしか無いんですよね。

自由に歩き回って、目を引いたところで立ち止まる。
それが再現できなければリアルイベント同等の価値にはならないと思っています。少なくとも「私たち」にとっては。

リアルイベントに、オンラインイベントが「付いて」くるパターンも多くなりました。

でも、正直に言いますね。

オンラインイベントの準備が必要になる分だけ余計なリソースがかかる。で、それに見合ったリターンが全く無いんですよね。今のスタイルでは。

しかも、そこに並べる商品点数に制限があったり、説明文の文字数に制限があったり。

ホントに、そのオンラインイベントに出展する企業のニーズを満たすモノになっているか?
少なくとも今のBraveridgeにとっては「全く」必要ありません。
今の在り方のオンラインイベントなら、そういう結論にしかなり得ません。

で、このオフライン、リアルイベントのラッシュ。

やっぱり直接、いろいろな方達の生の声を聞ける機会は貴重だと痛感しています。これに勝るモノはありません。


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