頑張るところと休むところ

しばらくの間、何も書きたいこと浮かばなくなり少し休むことにしました。
その間にカナダでコロナにかかったり、シェアハウスのオーナーと設備のことでやり合ったりと結構色々起こってまた何かを伝えたい気持ちが復活したので投稿します。
何も浮かばなくなったと冒頭で書きましたが、正確に言えば何もできない状態になっていました。お医者さんに掛かった訳では無いので本当かどうか分からないですが、語学学校のカウンセラーさんや友人が言うには鬱のような状態だったらしいです。
確かにその頃は英語が思うように伸びないことや、人間関係の悩みなど様々なことが重なり精神的に疲れてしまったので学校のバケーションを取り1ヶ月ほど何もせずに休んでいました。

朝ゆっくり寝て、Netflixを見たり、近所を散歩してみたり、友達を誘ってご飯に行って見たり。一日中ゲームに費やした日もありました。この期間、本当に一切英語も、個人的に始めたプログラミングも触りませんでした。多分7割くらい部屋の中にいましたが、1番安心出来る場所だったので仕方ないですね。
今年になって1番幸せな時間でした。


正直この期間が自分にとって良かったのかどうか分かりません。
習ったことも大分忘れてしまっているし、勉強の習慣も消えつつあるので今少し大変です。
それからお金も余裕がある訳では無いので残高を見て胃をキリキリさせてます。
ただ、好きな事をしても楽しく感じず、地下鉄に乗っている時何か特別辛いことがあった訳でもないのに涙が止まらなくなったり、朝起きて朝日で眩しいはずの部屋が灰色に見えたりといったおかしな状態から抜け出せて、また頑張ろうと思い直すことが出来ました。
この期間で同じ日に語学学校に入学した人達はもっと上のコースに進んでいたし、仲良くなった人達も仕事を見つけて働き始めていて、正直置いていかれたような焦りがあります。
10年後に振り返って、必要な時間だったと、そうして良かったと思えるように頑張って行きたいです。


今はなるべく人と比べないように意識していますが、刷り込まれた癖は中々抜けず、ベッドに入ってから1人反省会をする毎日です。
スタート地点もスペックも年齢も国籍も全然違うし、私のペースで自分らしい生活をとなるべく考えるようにしていますがやはり頑張っている姿を見るともっともっとやらなくてはと焦ってしまいます。

これまでもこのように感じることはありましたが、高校や大学では言ってしまえば同じレベルくらいの人がほとんどだったため、焦りを感じてちょっと頑張ってみるとすぐに同じくらいに結果が出てくれました。
今トロントにいる私含む外国人は、能力もバラバラです。その中でやはり上に行きたい!もっと出来るようになりたいと思うとものすごく頭の良い人達の中で頑張らねばならずつくづく自分は凡人で頭が良くない方の人間であると思い知らされます。
だからこそ、今は自分に出来ることをできる限りやって、その上で出来なかったことは私にしてはよくやったと褒めてあげようという気持ちです。
代々慶応の家系の子や医者の家系の人達と、片田舎出身の生まれの私では見えてきたものも身につけてきた武器もきっと違うはずなので。

私にはまだ何があって何が得意なのか分かりませんが、ひとまず異国で、自分の力で生きている私を認めることができました。自分を認め、褒めてあげられるようになったことは1つ成長したところと言えるでしょう。

焦らす少しづつ、これからも頑張って行きます。
では

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