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しょう兄のいろいろインプット:貧血編

おいそうなレバニラですね。
さて始まりましたしょう兄のいろいろインプットと題しまして、今回取り扱うのは貧血について。
最近、身近な人が「貧血」について悩んでおり、私も何か具体的なアドバイスをすべく、まずは知識をインプットしてから対策などを考えていきたいと思います。
それではスタート!

貧血とは?

主に女性などが悩まされている貧血ですが、そもそもどんな症状のことを指すのでしょうか?

↑こちらの記事によれば、貧血とは「血液中の赤血球の中にある、酸素を運ぶ役割のヘモグロビンの濃度が低くなった状態」を示すようです。
貧血状態に陥ると、立ちくらみや息切れ、めまい、動悸などの諸症状を発症します。原因として考えられるのは、がんまたは栄養不足(鉄、ビタミン)などです。とはいえその大半が、鉄分不足です。
日本の罹患率は、女性: およそ10 % 、男性:2〜3%とのことです。特に20〜50 歳未満の女性は およそ20 %となっており、貧血は女性が多く発症していることが分かります。女性は生理時の出血などで日常的に血液を失っているため、鉄分不足(貧血)に陥ることが多く、男性よりも高い発症率となっています。
症状が深刻化すると、爪が欠けやすくなったり、嚥下障害(食べ物を飲み込むのが困難になる)を発症したりする他、最悪のケースは心筋梗塞や記憶力低下などを引き起こすそうです。 

対策は?

最悪の場合、心筋梗塞を引き起こすという貧血ですが、私たちはどのようにして対策していけばいいのでしょうか。主に以下の3つが重要です。

①食生活の改善


→貧血は鉄分不足が原因となっていることが多いです。そのため、食べ物から栄養を摂取し鉄を補うことで改善へと近づけることができます。改善の効果が期待できる食べ物は以下の通りです。
・野菜、果物類
・かき、しじみ、あさり、鮭
・魚介類
・レバー
・大豆 etc

さらに細かく見ていきましょう。
上記から具体的に絞っていくと、豚レバー、鶏レバー、赤貝、牛レバー、牛肉、めざし、砂肝、まいわし、かつお、まぐろが特に貧血対策に有効的だそうです。
これらの食べ物には、総じて「ヘム鉄」が含まれています。
こんヘム鉄とは鉄分の種類のことで、「ヘム鉄」と「非ヘム鉄」の2種類があります。前者のヘム鉄は、動物性で人体への吸収率が10~30%です。一方、後者の非ヘム鉄は植物性で人体への吸収率が5%ほどと、かなり低いことが特徴です。
つまり、先ほど提示したレバーや赤身などを多く取ることで鉄分は多く人体に蓄積され、貧血も改善へと向かっていくことが分かります。

また、貧血対策には向かない食べ物も当然存在します。
・緑茶、紅茶、ウーロン茶、コ-ヒ-
・玄米、おから、ふすま
・加工食品 etc
などです。特に、コーヒーや紅茶などはタンニンが含まれており、食事中や食直後に摂取すると鉄と結合し、鉄の吸収が悪くなります。コーヒーなどは体に良さそうなので意外ですね。

②十分な睡眠

さて続いての対策は睡眠です。病気に限らず、疲労回復や体の成長など様々な場面で「大事!」と言われますが、貧血対策においても睡眠は非常に重要な役割を示します。
いくら対策をしてヘム鉄を摂取していたとしても、しっかりと睡眠をとりそれらを体に吸収させなければいけません。また、貧血対策や鉄分摂取のため薬を飲み続けていても胃が弱ります。胃が弱るということは消化機能が弱るということです。せっかくの鉄分は余すことなく吸収しましょう。

③処方箋

ここまで食生活と睡眠に焦点を当て、対策を考えてきましたが最後はやはりしっかしと病院に行き、適切な薬を処方してもらうことが一番ではないでしょうか。ヘム鉄含有の食べ物はどれも毎日食べるにはヘビーな物が多いでしょう。めまいや立ちくらみなど、症状がひどくなってきたら無理をせず、かかりつけの病院を受信することをお勧めします。

最後に

さて今回は「貧血」について取り扱ってみましたが、調べていく中で意外だったのは「ヘム鉄」の含まれている食べ物が意外と少ないということです。種類が少ない上に、赤みや魚介類など日常的には食べないものも多く、効率的に対策をしていくことは結構難しそうです。とはいえまずは簡単そうなレバニラから初めて行きますか笑

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