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パンナコッタ、やなこった!

同意って難しい。とくに、相手と自分の目的が違う時、あべこべな状況になりやすい。
パワーバランスが取れていないシチュエーションで相手とマンツーマンになっている時、パワーをより大きく持っている人は、この同意について、より注意しなければならない。
でも注意してくれない人もいるのが現実。そこでモヤモヤしたり、落ち込んだり、傷つく人が沢山いる。
そんな事が度々起きたら、眠れなくなったり、仕事に身が入らなくなったり、いろいろ困ったことになる。
相手にパワーがあるから、あんまりハッキリと「やめてください」と言ってしまうと、後々自分の立場が悪くなるのでは、と被害者なのに我慢を重ねてしまう。
そんなことの繰り返しをしている内に、自分の無力さと、世の中に嫌気がさしてしまっては勿体ない。
この数ヶ月ずっと考えていた。何かオリジナリティを醸し出しながら、すんなりその場を離れてしまえる「おまじない」のような言葉はないかしら、と。
昨夜、賞味期限切れになりそうなミルクを食後のデザートにしちゃうために、お鍋を掻き回している間に閃いた。
「パンナコッタ、やなこった!」
ポイントは、パンナコッタの「パン」のところで、両手をパンと叩き、それを合図に話題を変えるか、距離を置くこと。
これを口に出して言うメリットは、自分に勇気を与え、相手のメンツを損なわずに気を逸らせられる事と、周囲にいる知らない人達にも、自分が困っている事を知らせる事ができる点だ。
アイデアを思いついただけでなく、信頼できる人にこれを聞いてもらうことができ「ダジャレで相手をかわす」大阪らしい自己防衛を理解してもらえて嬉しかった。
辛いことや嫌なことを忘れようと努力するのじゃなく、工夫してアウトプットすることで「つながること」ができる事を学んだ。

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