花崎りん

高齢な両親の二人暮らしの手伝い、少し手が動きにくくなった夫との生活を大切にし、悲しみを…

花崎りん

高齢な両親の二人暮らしの手伝い、少し手が動きにくくなった夫との生活を大切にし、悲しみを楽しみに、苦しみを喜びに変えていく努力を続けています。生き方と在り方、今と未来を見つめて、より良く生きたいという想いを発信していきます

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これまで食べたたこ焼きは何だったんだ?!って思った体験

関西に住んでる私。 東京出張で、娘宅に泊めてもらう。 これが定番。 とうに大人になってしまった娘に会えるし、様子もわかるし。 ウザがられず、自然に かーさんまた東京出張やけど、泊めてもらっていい? 交渉成立。ワンルームでこっちはイビキ持ちやのに 娘はめっちゃ優しい。 お土産は旬のフルーツ。 フルーツは20代には高嶺の花だから、喜んでもらえてる。 さて、そんなある出張の泊まり、娘がたこ焼きを食べさせてくれると言う。 正式にはタコパなるものにお誘いいただいた。 買い物も一緒

    • 仕事がなくゆっくり出来て、久しぶりに心穏やかになれた日

      いつもなんだか、心がささくれ立ってることが増えた。 いい歳の大人だし、まぁ、もっと言うとかわいげも初々しさもとうにない、おばさんだし、家族含めて誰も気にかけてくれるよな存在じゃない。 そうは言っても、認知症の母の元に行って、足らずを補ったり、それでちょっと達者な頃を思い出して、悲しい気持ちになったり、 子育てと家事を一緒に乗り越えてきた同居の夫の、 リウマチで痛そうに動きにくくなった手指を案じて、 土日は1週間分の料理を作る。 それで要は、とても悲しく、そして忙しいのだ

      • こんな時間が戻ってくるなんて、ただ涙。母が作った十数年ぶりのちらし寿司

        実家の母が、何年振りかなぁ、ちらし寿司を作ってくれた 今日はちらし寿司を使ってみよっか、と一緒にコープで買い物して、 疲れたから少し寝るわね、と言って寝てる間に、 にんじんや蓮根を薄味で煮て、 ほうれん草を茹でて、 スプラウトを洗って、 卵焼きを作ってた 薄焼き卵の作り方は忘れたみたい 卵焼きにしてたから、 角切りにして鮨飯に散らすか、 薄切りにしてみるか、どっちが良い?と聞いたら、卵は薄切りで千切りにして、 ふわふわとちらそ、って だから、卵焼きからの薄焼き卵に切り

        • 素敵なかんちがい、ロサンゼルスの大谷翔平の日

          新聞を読んでいた母、 ロサンジェルスが大谷翔平の日を5月17日に設定したという記事を嬉しそうに報告してくれた。 ねぇ、ロサンゼルスっていうアメリカのね、都市があるやろ、あそこがね、大谷翔平の碑を建てるらしいわ。 私は、 たしか、日だったよなぁと。Yahoo!Newsの記憶をたどる。 日と書いてあるけど、母の頭の中では碑に転換されたみたい。 まあ、いいか。ロサンゼルスの主旨は変わらなそうだもんね。 認知症の人は、間違いを指摘すると傷つくんだよな。それにしても、記念日、が記念

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