扶養の壁について③
今日は、今話題になっている年収の壁支援パッケージについて書きます。
106万円、130万円の壁に対しての支援策?として打ち出されているものです。
106万円の壁についての対応からまず書きます。
まず、106万円の壁とは何か?から書きます。
通常年収130万円を超えると、自身で社会保険に加入しなければなりません。月収の約15%が社会保険料としてひかれてしまいます。
(かなり大きいですよね)
一定の条件を満たした場合は、年収106万円で社会保険に加入しなければなりません。
その条件とは
①月収88,000円以上(88,000円×12か月=約106万円)
②2か月以上の雇用見込み
③週20時間以上の勤務
④学生でない
⑤従業員数101人以上(2024年10月からは51人以上)
上の条件を満たすと自身で社会保険に加入して厚生年金と健康保険の保険料を自身で支払わなければなりません。
年収の壁支援パッケージとは、社会保険に加入しなければならなくなった場合、手取りの減少分を手当てとして企業が従業員に支払う分の費用を助成金として企業に支給しようというものです。
だんだん社会保険に加入しなければならない範囲が広がっています。
2025年には5年に1回の年金制度大改革が予定されているので、どうなるか見守っていく必要ありそうです・・・今扶養で働いている方必見です!