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子供のしつけを科学する(前編)

『人生やりなおせるなら子育てしたい』

こんにちは。クニオです。

シングルで二人の子供を育て、
親離れ子離れした(と思いたい)今となっては、
子育ての時の自分が一番輝いていたような気がします。
日々必死というか、無我夢中というか、
人生に体当たりしていた感覚があります。

ただし、そのキラキラオーラ☆
それは母親として(自分自身から)の視点であって、
子供にとってはどうだったのか(毒親とか親ガチャなど)は分かりません…

もしもう一度人生やり直せるなら子育て時代!!
と思うのは私だけでしょうか?

きっかけは、教員時代に化学の授業で教えたエントロピーの法則を子育てに取り入れてみたらどうなるか?
を検証してみたいと思っているからです。
ようは化学実験ですね(笑)

※念のため
これは我が子がろくでもない大人になったということではありません。
むしろこんな親でもよく立派に育ったなぁ…と
感心するほどしっかり自立しています。

エントロピーの法則とは

エントロピーの法則、または熱力学第二法則は、熱力学の基本的な法則の一つです。エントロピーは系の乱雑さや無秩序さを示す尺度であり、熱力学第二法則はエントロピーの概念を基にしています。 熱力学第二法則は以下のように要約されることができます: 1. 孤立系のエントロピーは決して減少しない。 2. 熱は常に高温から低温へ自発的に流れる。 3. 系が平衡状態に達すると、そのエントロピーは最大になる。 この法則に基づき、自然現象はエントロピーが増大する方向に向かい、無秩序からさらなる無秩序へと進展する傾向があります。この法則は、エネルギーの有用性の低下や自然現象の逆行可能性に制約を課す重要な考え方となっています。

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エントロピーが増加するということは、系の無秩序度や乱雑さが増加し、系がより乱雑で無秩序な状態に移行することを意味します。具体的には、エネルギーの均一分配や熱の自発的な移動、化学反応による生成物の乱雑さの増大などが挙げられます。 熱力学第二法則に基づくと、自然現象はエントロピーが増加する方向に向かい、系がより乱雑な状態を好むとされています。これはたとえば、熱の流れや物質の拡散、化学反応の進行などが通常、エントロピーの増加とともに起こります。 エントロピーの増加は、エネルギーの有用性の低下や系の無秩序化という概念と結びついており、熱力学的なシステムの振る舞いや自然現象の傾向を理解する上で重要な概念です。

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つまり…
自然現象は閉じた系(孤立系)ではエントロピーが増大する方向に向かうのが当然であり、乱雑、無秩序になるのは法則として決まっているということです。

19世紀のルートヴィッヒ・ボルツマン(1844~1906)は、不可逆な変化が生じるのはそこに莫大な数の原子や分子がかかわっているためだと考えた。コーヒーとミルクが混ぜる例を考えよう。
ミルクが混ざっていないコーヒー(コーヒーの上にミルクが浮いている状態)とミルクが混ざったコーヒーの間には、コーヒーやミルクの粒子の個数に差はない。違いはミルクの粒子の散らばり具合だけである。
この散らばりぐあいを数値に置きかえてあらわしたものが「エントロピー」だ。ボルツマンの定義によれば、粒子の配置がととのっていれば「エントロピーは低い」、散らばっていれば「エントロピーは高い」と計算される。

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エントロピーは低いほうから高いほうに向かう不可逆過程である。
ミルクコーヒーはミルクとコーヒーに戻ることはない。

だから何?
で?
それが子育てとどう関係が?

と思ったかたは次回の投稿で一緒に考察していただけると嬉しいです。

お読みいただきありがとうございます。





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